【なでしこジャパン】リオ五輪最終予選メンバーは?落選となった猶本選手らが参加するラ・マンガ国際大会とは?
こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピック 女子サッカーに関連して、なでしこジャパンが出場するアジア最終予選についてと、そして猶本光選手らのU-23女子日本代表が出場するラ・マンガ国際大会について書かせて頂きたいと思います。
女子サッカーアジア最終予選のメンバーについて
2月29日(月)から大阪にて開催される女子サッカーリオ五輪アジア最終予選。
いよいよ始まりますね!
以前の記事では、アジア最終予選の試合日程や、対戦国について取り上げさせて頂きましたが、
先日、予選へと出場する最終登録メンバー20名の発表がありました。
最終登録メンバーは下記の20名になります。
ポジション | 名前 | 年齢 | 所属 |
---|---|---|---|
GK | 福元美穂 | 32 | 岡山湯郷 |
GK | 山根恵里奈 | 25 | 千葉 |
GK | 山下杏也加 | 20 | 日テレ |
DF | 近賀ゆかり | 31 | INAC神戸 |
DF | 上尾野辺めぐみ | 29 | 新潟 |
DF | 岩清水梓 | 29 | 日テレ |
DF | 鮫島彩 | 28 | INAC神戸 |
DF | 有吉佐織 | 28 | 日テレ |
DF | 熊谷紗希 | 25 | リヨン |
DF | 田中明日菜 | 27 | INAC神戸 |
MF | 宮間あや | 31 | 岡山湯郷 |
MF | 川澄奈穂美 | 30 | INAC神戸 |
MF | 阪口夢穂 | 28 | 日テレ |
MF | 川村優理 | 26 | 仙台 |
MF | 中島依美 | 25 | INAC神戸 |
FW | 大野忍 | 32 | INAC神戸 |
FW | 大儀見優季 | 28 | フランクフルト |
FW | 高瀬愛実 | 25 | INAC神戸 |
FW | 岩渕真奈 | 22 | バイエルン・ミュンヘン |
FW | 横山久美 | 22 | 長野 |
佐々木監督が発表会見で経験値を活かしたいという旨のコメントを残した通り、2015W杯出場の経験値の高いメンバーが20名中16名選出となっています。
W杯で準優勝を挙げたメンバーが中心ですから、最終予選はもちろん無難に突破してくれることと思われますが、結果的に若手選手があまり選出されなかったことは、若手の育成面においては、まだまだ課題を残しているということを浮き彫りにしたと言えるかもしれません。
そんな中で、新たに選出された横山久美選手や中島依美選手には、高瀬愛実選手や岩渕真奈選手とともに次世代を引っ張る選手としての期待がかかっているともいえるでしょう。
今回の発表では、横山久美選手が特にマスコミで期待の若手選手として取り上げられていますね。
そして、最終合宿メンバー25名に残りつつも、残念ながら落選となってしまったMF猶本光選手(21、浦和)、MF増矢理花選手(20、INAC神戸)、DF村松智子選手(21、日テレ)、MF杉田亜未選手(23、伊賀)の4選手は今回とても悔しい思いをしましたが、
4選手にも、そして予選合宿に参加しなかった選手からも、まだまだリオ五輪本大会の出場登録メンバーに返り咲くチャンスは十分にあります。
気の早い話になりますが、、
今回のアジア最終予選では、きっとなでしこジャパンは順当にリオ五輪出場を決めてくれることでしょう。そして、その後には男子日本代表と同じように、またし烈な五輪出場メンバー争いも待っています。
果たして、最終的にリオ五輪に出場できる18名は誰になるのか。
個人的には、今回最後に落選となってしまった若手4選手の復活当選に期待したいですが、佐々木監督も若手選手のリベンジとなる活躍にも期待しているようです。
そして、猶本選手、増矢選手、村松選手の3名ですが、早速次の戦いへ向かっています。
3選手は、3月に行われるラ・マンガ国際大会へ、U-23日本女子代表追加招集メンバーとして出場が決まりました。
3選手の奮起となる活躍が期待されますが、次の項目では、そのラ・マンガ国際大会について取り上げてみたいと思います。
ラ・マンガ国際大会について
ラ・マンガ国際大会とは、スペインのラ・マンガにて毎年開催されるU-23世代の女子サッカー国際大会です。
正式名称は「La Manga International Women's U-23 Tournament」になります。
先日男子サッカーの記事にて紹介させて頂いたトゥーロン国際大会のような位置づけにある大会であり、各国の女子U-23代表チームによって争われ、世代の力を測るうえで重要な国際大会になっています。
そして、ラ・マンガ国際大会の開催期間は、現地時間で3月2日(水)~3月6日(日)です。
大会参加国は、日本、ドイツ、スウェーデン、ノルウェー、アメリカ、イングランドの6カ国となっており、
日本は3月2日にノルウェーと対戦、そして3月4日にスウェーデンと、3月6日にはドイツと対戦する事が決まっています。
※今回はアメリカとイングランドとは対戦しないようです。
女子サッカー世界ランキングにおいてもドイツ、スウェーデン、ノルウェーはベスト10に入る強豪国であり、特にドイツとの対戦は良い強化試合になることが予想されます。
高倉麻子監督率いるU-23女子日本代表の戦いぶりと、そして田中陽子選手(22、ノジマステラ相模原)の代表復活も注目されていますが、個人的には猶本選手、増矢選手、村松選手の3選手の活躍を願いたいと思います。
ラ・マンガ国際大会で落選の悔しさを晴らすような活躍をして、再び佐々木監督の目に留まることを期待したいですね。
昨年大会はフジテレビ系列にてテレビ放送もありましたが、残念ながら今回の大会はテレビ放送は無いようです。
今回は、アジア最終予選と日程的に重なっており、テレビ放送が無くなったと思われます。
アジア最終予選ももちろん要注目ですが、ラ・マンガ国際大会もどんな結果になるのか、チェックしたいですね。
また女子サッカーにつきましても、新しい情報が入りましたらお知らせさせて頂きます。
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと161日です!