奈良竜樹が左脛骨骨折でリオ五輪出場絶望的に。トゥーロンへの追加招集は?
こちらの記事では、DF奈良竜樹選手の左脛骨骨折のニュースについて、またトゥーロン国際大会への追加招集選手や、現在怪我をしているU-23日本代表の有力選手についてなど書かせて頂きたいと思います。
奈良竜樹選手、左脛骨骨折で全治4ヵ月。リオ五輪出場は絶望的に
先日の記事において、トゥーロン国際大会2016へ臨むU-23日本代表メンバーについて書かせて頂いたばかりですが、
そのトゥーロンへ出場を予定していた川崎フロンターレ所属のDF奈良竜樹選手が、左脛骨骨折で全治4カ月と診断。トゥーロンのみならず、8月開催のリオ五輪への出場も絶望的となってしまいました。
奈良選手は14日に行われたJ1第1ステージ第12節の神戸戦に先発。前半終了間際にパスをカットしようとスライディングした際、相手MFの増山朝陽選手と交錯。
起き上がれずそのまま負傷交代となりましたが、検査の結果、左脛骨骨折と判明したということです。
先日のガーナ戦にも先発出場した奈良選手は、今季から川崎フロンターレに所属。ここまでJ1第1ステージ全12試合で先発出場しており、U-23日本代表、川崎フロンターレの双方において中心選手として活躍していました。このままいけばリオ五輪も間違いなく出場確実であったといえるでしょう。
とても残念なお知らせです。本日の試合で負傷した奈良竜樹選手ですが、先ほど病院で精密検査を行った結果、左脛骨骨折と診断されました。復帰まで4ヶ月程度を要する見込です。フロンターレで全試合に出たい。五輪に出たいと言っていたので。とても辛いです。 【広報】 #frontale
— 川崎フロンターレスタッフ (@frontale_staff) 2016年5月14日
上記の川崎フロンターレ広報のかたのツイートにあるように「フロンターレで全試合に出たい。五輪に出たい 」と語っていたという奈良選手の現在の心境を考えると、相当な辛さと悔しさであろうことが容易に想像できます。
非常に残念ではありますが、奈良選手には一日も早く完治して頂くことと、そして、この悔しさを糧にして、是非ロシアW杯や東京五輪OA枠で将来活躍してくれることに期待したいですね。
トゥーロン国際大会へ追加招集選手について
奈良選手はトゥーロン国際大会の招集メンバーにも選ばれていましたが、今回の骨折によりトゥーロンも離脱となってしまいました。
そこで、追加で招集される選手について、個人的に柏レイソルの中谷進之介選手ではと予想していましたが、
どうやら追加招集は清水エスパルスの三浦弦太選手(21)で決定したようです。
今回中谷選手が選出されなかった理由としては、恐らく1クラブ3名までの招集制限も影響していると思われます。
現在怪我をしているU-23日本代表の有力選手について
そして、心配されるほどに怪我人続出のU-23日本代表ですが、ここで現在怪我をしている有力選手を下記にまとめました。
DF室屋成選手: 2月に左第5中足骨を骨折⇒全治3カ月と診断
FW鈴木武蔵選手:2月末の練習で左大腿四頭筋を肉離れ⇒全治3カ月と診断
DF松原健選手 :3月に右膝外側半月板の再手術⇒全治3カ月と診断
MF中島翔哉選手:4月に右膝内側側副靭帯損傷⇒全治5~6週間と診断
DF山中亮輔選手:ガーナ戦前に右大腿二頭筋肉離れ⇒全治3週間と診断
MF伊東純也選手:ガーナ戦前に左長母趾屈筋挫傷⇒全治1週間と診断
MF豊川雄太選手:ガーナ戦前に怪我⇒恐らく早期復帰
DF奈良竜樹選手:5月14日左脛骨骨折⇒全治4カ月
本当にたくさんのメンバーが怪我をしていることが改めてわかりますね。
そんな中明るいニュースも入ってきています。
室屋選手ですが、早ければ6月中にも実戦復帰する見通しであるということです。
アジア最終予選でも素晴らしい活躍を見せた室屋選手の復帰は誰もが待ち望んでいるところではないでしょうか。
試合勘など心配されるところもありますが、個人的にはリオ本番での室屋選手の完全復活を期待したいと思います。
また、上記の選手の全治の時期を見てみると、5月末くらいには多くの選手が復帰してくると考えられますので、より多くのメンバーがU-23に戻ってくることに期待したいですね。
U-23日本代表の近況や、上記の選手の回復状況についてもまたわかりましたらお伝えさせて頂きたいと思います。
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと82日です!