東京五輪、新エンブレムの意見募集期間と最終決定時期はいつ?4候補公開される
こちらの記事では、東京五輪の新エンブレムの意見募集期間と、最終決定時期はいつになるかについてなど書かせて頂きたいと思います。
東京五輪 新エンブレム、4点の最終候補作品が決まるまでの経緯
出典元:ホーム|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
ついに、東京五輪 新エンブレムの最終候補作品が公開されましたね。
早速ですが、まずは、エンブレムについてのこれまでの経緯を振り返らせて頂きたいと思います。
昨年9月、佐野研二郎氏デザインのエンブレムが白紙撤回となり、大会組織委員会のエンブレム委員会は新デザインを一般公募にて広く集めることを発表。応募締切の12月末、委員会のもとには合計1万4599点もの作品が集まったという事でした。
そして、厳正な審査を経て64作品まで絞られると、今年1月には本審査が開始。見事上記の4点が最終候補に選ばれたということです。
前回のデザイン類似問題を踏まえて、約2カ月かけて国内外で商標登録調査なども徹底的に行われ、作者にもデザイン作成過程やオリジナル性についてハッキリとしたものを求めたということで、上記の4作品には前回のような盗作疑惑といった心配は全くないという委員会のかたの発表もありました。
個人的には、4つの作品はさすが最後まで残っただけあってどれも素晴らしく甲乙つけがたいという印象でしたが、強いて1つ挙げるとするならBがいいかなという感想をもちました。
ネットでの反応を見てみると、まず全体的には高評価で、個々の作品に対しては「Bがいい」という意見と「Dがいい」という意見が多いようです。
一方で、「招致活動の時に使われていたデザインが一番いい」「正直ピンとこない」というような意見もやはりあるようですね。
皆さんはどう思われたでしょうか。
そして、まだ選考過程ではありますが、今回の選考方法は「国民参画」と「透明性」をキーワードに進めてきたというだけあって、これまでにないような多くの人が納得する選考方法であったのではないかと、個人的には感じました。
その「国民参画」というキーワードをまさに実行すべく、今後は4点に対しての国民からの意見を広く募集するということで、
次の項目では、その意見募集についてと、新エンブレム決定時期について書かせて頂きます。
新エンブレム最終候補に関する意見募集と、最終決定時期について
まず、意見募集についてですが、4月8日より既に始まっています。
どういった意見を募集しているのかというと、下記の3点となっています。
1. 評価する作品の記号(A~Dのいずれか)
2. 7つのキーワードのうち強く印象を受けるもの(複数可)
※キーワード:スポーツの力、日本らしさ・東京らしさ、世界の平和、自己ベスト・一生懸命、一体感・インクルージョン、革新性と未来志向、復興・立ち上がる力
3. この作品から受ける印象(150字以内)
当初は、国民総投票という案もあったということですが、一人一票という公平性を守れないという理由から取消となったようです。
とはいえ、上記3点のなかに評価する項目があるので、評価が多数集まった作品は少なからず最終審査で有利になるのではないかと思われます。
意見の多さによってはデザインに修正を加える可能性もあるとの発表もありました。
そして、応募方法ですが、インターネットとはがきの2つです。
意見募集期間は、2016年4月8日~4月17日23時59分(はがきの場合は4月17日必着)ということですので、気になる方は是非公式HPをチェックしてみてください↓
こちらの記事では取り上げませんでしたが、4点の作品が表す意味や込められたメッセージも公式HPには書いてありますので、そちらも読んでみるとまた作品の印象が変わってくるかもしれません。
最後に、エンブレムの最終決定時期についてですが、
4月25日(月)に決定するということです。
果たしてどのデザインが採用されるのか、今から楽しみですね。
ちなみにリオ五輪のエンブレムについて以前書かせて頂きましたので、よろしければこちらも是非ご覧ください↓
今回は、東京五輪について書かせて頂きましたが、また明日からはリオ五輪に関する記事を書かせて頂きます。
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと118日です!
東京五輪までは1567日です!