リオデジャネイロオリンピックの新種目・追加種目は?
2016リオデジャネイロオリンピックでは、新種目として男女7人制ラグビーが採用され、そして、男女ゴルフが112年ぶりにオリンピック正式種目として採用されました。
こちらの記事では、採用が決まった経緯や詳細情報について記載させて頂きます。
ロンドンオリンピックでも追加候補だった2競技
2015年は日本中ラグビーで盛り上がりましたよね。
7人制ラグビーについても、男女ともに人気は急上昇中で、リオ五輪での日本代表の活躍が本当に今から楽しみです。
ゴルフも男女とも次々とニューヒーロー、ニューヒロインが現れ、お父さん世代のみならず、年々老若男女問わず幅広く人気が浸透していますよね。
リオ五輪でともに大注目の2競技ですが、
実は7人制ラグビーとゴルフについては、ロンドンオリンピックの時にも、すでに追加が検討されていました。
ロンドン五輪の時には、北京五輪まで正式競技であった野球とソフトボールが除外されることとなり、あらたに2競技追加する予定で進んでいました。
その時に、7人制ラグビーとゴルフがスカッシュや空手などとともに、追加競技の最終候補に残っていました。
しかし結果的に2競技追加する事は見送られ、ロンドン五輪は北京五輪の28競技より2競技少ない26競技での開催となりました。
7人制ラグビーとゴルフが選ばれた理由
リオ五輪の開催が決まると、IOCではオリンピック憲章に定められた競技数の上限である28競技に戻す方向で協議が進められました。
そして、リオ五輪開催にあたり、IOCは開催方針として下記の3つのテーマを掲げたようです。
●運営のコンパクト化
●五輪における男女共同参画
●大国だけでなく、様々な国・地域を含めた「真の国際化」
出典元:ゴルフと七人制ラグビーが示す新しい五輪の形:生島淳|スポーツ世界地図|新潮社 Foresight(フォーサイト)|会員制国際情報サイト
出典元の記事にもありますが、7人制ラグビーとゴルフはまずこちらの全てのテーマに合致したということが、2競技が採用決定となった大きな要因と考えられます。
そして、ラグビーといえば、2015年ラグビーW杯でご存知のように15人制がポピュラーですが、
実は7人制ラグビーもヨーロッパでは、そのスピード感溢れるプレーと展開の速さなどからとても人気であり、15人制ラグビーより試合数が少なくコンパクトに開催できること、また、小国でもメダルを獲得できる可能性があることなども高評価に繋がり、今回採用されたということです。
ゴルフについても同様に、4日間という短い日数で開催できること、そしてタイガーウッズなどの世界的な有名選手がいること、世界的なメジャースポーツでありスポンサー獲得も見込めることなども大きな理由となり、今回選ばれたとのことです。
ゴルフに関しては、なんと112年ぶりのオリンピック復活ということで、1904年のセントルイスオリンピックで実施されて以来ということです。
とても意外ですよね。
ちなみにラグビーは、男子15人制ラグビーだけが過去オリンピックで4回実施されているようです。
一番新しいものでも1924年パリオリンピックという事でしたが。
7人制ラグビーとゴルフの日本代表は?
7人制ラグビーの日本代表は男女ともリオ五輪出場が決定しています。
男子はもちろん、女子の『サクラセブンズ』も今とても人気になっていますよね。
ゴルフの日本代表ですが、こちらはまだ男女とも決まっておりません。
2016年7月11日時点の、世界ランキングをベースにしたオリンピックランキングの上位60人が出場権を獲得するという事です。まだ決定するのは先になるようですね。
ただ、男子としては、松山英樹選手が世界ランキング17位(2016/01/18時点)であり、間違いなく出場できるのではという報道があります。
女子も、大山志保選手が世界ランキング35位、宮里美香選手が38位(どちらも2016/01/18時点)となっており、このまま行けば出場できると思われます。
7人制ラグビーもゴルフも日本人選手の活躍が今から楽しみですよね!
2競技の詳細情報については、またそれぞれについて後日記載させて頂きます。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと199日です!