【バドミントン】アジア選手権2016 男子・女子日本代表の結果・速報まとめ
こちらの記事では、バドミントン『アジア選手権2016』 男子・女子日本代表の結果・速報について書かせて頂きたいと思います。
※こちらの記事は日本選手の試合が全て終わりましたので、まとめさせて頂きました(最終更新日時:2016/04/30 20:35)。
バドミントン アジア選手権2016の出場選手について
現在開催中であるバドミントン『アジア選手権2016』。
開催地は、中国の武漢市。開催期間は、4月26日(火)~5月1日(日)です。
今年2月には団体戦のアジア大会である「アジア団体選手権2016」がインド・ハイデラバードにて行われましたが、今回の「アジア選手権2016」は個人戦のアジア大会になります。
アジア選手権2016では、「男子シングルス」「女子シングルス」「男子ダブルス」「女子ダブルス」「混合ダブルス」の5種目が開催。
バドミントンのリオ五輪代表選手は2016年5月5日付の世界ランキングによって決定しますが、アジア選手権は選手たちにとって代表選考前の最後の大会となり、リオ代表選考の面でも重要な大会となっています。
日本からは今回男女合わせて20名の選手がアジア選手権へ出場することとなりましたが、 まず、こちらではアジア選手権2016に出場する日本代表選手について書かせて頂きたいと思います。
アジア選手権へ出場する男子・女子日本代表選手は下記になります。
種目 | 名前 | 所属 | 世界ランク |
---|---|---|---|
男子シングルス | 佐々木 翔 | トナミ運輸 | 20位 |
上田 拓馬 | 日本ユニシス | 46位 | |
女子シングルス | 奥原 希望 | 日本ユニシス | 4位 |
山口 茜 | 再春館製薬所 | 11位 | |
佐藤 冴香 | ヨネックス | 14位 | |
橋本 由衣 | NTT東日本 | 17位 | |
男子ダブルス |
早川 賢一 遠藤 大由 |
日本ユニシス | 7位 |
園田 啓悟 嘉村 健士 |
トナミ運輸 | 17位 | |
女子ダブルス |
髙橋 礼華 松友 美佐紀 |
日本ユニシス | 1位 |
福万 尚子 與猶 くるみ |
再春館製薬所 | 9位 | |
松尾 静香 内藤 真実 |
NTT東日本 ヨネックス |
10位 | |
福島 由紀 廣田 彩花 |
再春館製薬所 | 22位 | |
混合ダブルス |
数野 健太 栗原 文音 |
日本ユニシス | 18位 |
園田 啓悟 福万 尚子 |
トナミ運輸 再春館製薬所 |
24位 |
※敬称略 ※世界ランクは2016/04/21付のものです
バドミントン アジア選手権2016の日程と試合結果について
アジア選手権2016の開催スケジュールですが、5種目ともに下記のように決定しています。
・予選 :4月26日(火)~4月28日(木)
・準々決勝 :4月29日(金)
・準決勝 :4月30日(土)
・決勝 :5月1日(日)
下記に日程ごとの日本代表選手の試合結果について書かせて頂きたいと思います。
試合結果は、分かり次第こちらでお伝えさせて頂く予定です。
大会1日目の試合結果<4月26日(火)>
<混合ダブルス>
数野健太選手&栗原文音選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
数野 健太 0 栗原 文音 |
14-21 |
2 Kian Meng Tan(マレーシア) Pei Jing Lai |
15-21 |
園田啓悟選手&福万尚子選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
園田 啓悟 0 福万 尚子 |
18-21 |
2 Bodin Issara(タイ) Savitree Amitrapai |
22-24 |
※混合ダブルスは、数野選手&栗原選手ペア、園田選手&福万選手ペアともに残念ながら1回戦敗退となってしまいました。
リオ五輪出場ですが、数野選手&栗原選手ペアが現在出場の可能性を残していますが、大陸代表枠を考慮すると出場は厳しい状況と考えられます。
大会2日目の試合結果<4月27日(水)>
<女子シングルス>
山口茜選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
山口 茜 2 | 21-16 | 0 Jin Wei Goh(マレーシア) |
23-21 |
奥原希望選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
奥原 希望 2 | 21-18 |
1 Busanan Ongbumrungphan(タイ) |
15-21 | ||
21-7 |
橋本由衣選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
橋本 由衣 1 | 21-17 | 2 白 馭珀(台湾) |
17-21 | ||
18-21 |
佐藤冴香選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
佐藤 冴香 2 | 21-12 |
0 Hana Ramadhini(インドネシア) |
21-12 |
※女子シングルス1回戦は、山口選手、奥原選手、佐藤選手の3名が勝利を収め、2回戦進出を決めています。橋本選手は残念ながら1回戦敗退となりました。
ちなみに、女子シングルスのリオ出場は、奥原選手と山口選手が出場権を獲得することになりそうです。
<男子シングルス>
佐々木翔選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
佐々木 翔 0 | 17-21 | 2 Hu Yun(香港) |
17-21 |
上田拓馬選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
上田 拓馬 2 | 23-21 |
0 Tanongsak Saensomboonsuk(タイ) |
21-18 |
※男子シングルス1回戦は、上田選手が勝利を収め、2回戦進出を決めています。佐々木選手は1回戦敗退となってしまいました。
男子シングルスのリオ出場については、佐々木選手が可能性を残していますが、桃田選手がBWF世界ランキング上位にいるため、その影響で佐々木選手が2番手扱いになっており、現状まだわからない状況になっています。
<女子ダブルス>
福万尚子選手&與猶くるみ選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
福万 尚子 2 與猶 くるみ |
21-15 |
0 Yuen Sin Ying(香港) Chan Kaka Tsz Ka |
21-9 |
福島由紀選手&廣田彩花選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
福島 由紀 2 廣田 彩花 |
21-16 |
0 Phataimas Muenwong (タイ) Chaladchalam Chayanit |
21-16 |
松尾静香選手&内藤真実選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
松尾 静香 2 内藤 真実 |
21-8 |
0 Achini Ratnasiri (スリランカ) Upuli Samanthika Weerasinghe |
21-7 |
※女子ダブルス1回戦は出場3組ともに勝利を収め、2回戦進出を決めています。
女子ダブルスのリオ出場は、高橋礼華選手&松友美佐紀選手ペアが内定確実であり、福万尚子選手&與猶くるみ選手はこの大会終了後世界ランクを8位まで上げることができれば出場となります。
<男子ダブルス>
園田啓悟選手&嘉村健士選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
園田 啓悟 2 嘉村 健士 |
27-25 |
0 Chai Biao (中国) Hong Wei |
21-17 |
早川賢一選手&遠藤大由選手 1回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
早川 賢一 2 遠藤 大由 |
21-15 |
0 Manu Attri (インド) B. Sumeeth Reddy |
21-13 |
※男子ダブルス1回戦は、出場2組ともに勝利を収め、2回戦進出を決めています。
男子ダブルスのリオ出場は、早川賢一選手&遠藤大由選手が確実という状況です。
大会3日目の試合結果<4月28日(木)>
<女子シングルス>
山口茜選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
山口 茜 1 | 16-21 | 2 李 雪ゼイ(中国) |
21-18 | ||
19-21 |
奥原希望選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
奥原 希望 2 | 21-5 |
0 Bae Yeon Ju(韓国) |
21-9 |
佐藤冴香選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
佐藤 冴香 2 | 17-21 |
1 ラチャノック・インタノン(タイ) |
21-16 | ||
21-17 |
※女子シングルス2回戦は、奥原希望選手、佐藤冴香選手の2名が勝利を収め、準々決勝進出を決めています。山口茜選手は世界ランク3位の李雪ゼイ選手に惜しくも敗れ、2回戦敗退となりました。
<男子シングルス>
上田拓馬選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
上田 拓馬 0 | 18-21 |
2 チョウ・ティエンチェ(台湾) |
13-21 |
※男子シングルス2回戦は、上田拓馬選手が残念ながら敗退。佐々木選手とともに大会を終える事となりました。
佐々木翔選手はアジア選手権は敗退しましたが、4/28付でBWFが桃田選手を世界ランクから除名したため、繰り上げで日本1番手となりリオ出場が確実となりました。
<女子ダブルス>
高橋礼華選手&松友美佐紀選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
高橋 礼華 2 松友美佐紀 |
22-20 |
0 Jia Yifan(中国) Chen Qingchen |
21-18 |
福万尚子選手&與猶くるみ選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
福万 尚子 2 與猶 くるみ |
21-10 |
0 Chang Ye Na(韓国) ChaLee So Hee |
21-18 |
福島由紀選手&廣田彩花選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
福島 由紀 0 廣田 彩花 |
17-21 |
2 Chang Ye Na(韓国) Lee So Hee |
13-21 |
松尾静香選手&内藤真実選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
松尾 静香 1 内藤 真実 |
11-21 |
2 Jung Kyung Eun(韓国) Shin Seung Chan |
21-18 | ||
22-24 |
※女子ダブルス2回戦は、高橋・松友ペア、福万・與猶ペアが勝利を収め、準々決勝進出を決めています。福島・廣田ペア、松尾・内藤ペアは残念ながら2回戦敗退となりました。
<男子ダブルス>
園田啓悟選手&嘉村健士選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
園田 啓悟 2 嘉村 健士 |
21-13 |
0 Kien Keat Koo(マレーシア) Boon Heong Tan |
21-18 |
早川賢一選手&遠藤大由選手 2回戦
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
早川 賢一 1 遠藤 大由 |
14-21 |
2 Chi-Lin Wang (台湾) Chen Hung Ling |
21-7 | ||
11-21 |
※男子ダブルス2回戦は、園田・嘉村ペアが勝利を収め、準々決勝進出を決めています。早川・遠藤ペアは惜しくも台湾のペアに敗れ2回戦敗退となりました。
大会4日目の試合結果<4月29日(金)>
<女子シングルス>
奥原希望選手 準々決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
奥原 希望 1 | 21-8 |
2 王 儀涵(中国) |
13-21 | ||
19-21 |
佐藤冴香選手 準々決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
佐藤 冴香 1 | 15-21 |
2 Sung Ji Hyun (韓国) |
21-16 | ||
12-21 |
※女子シングルスは、奥原希望選手、佐藤冴香選手ともに惜しくも2-1で敗れ、準々決勝敗退となりました。
<女子ダブルス>
高橋礼華選手&松友美佐紀選手 準々決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
高橋 礼華 2 松友美佐紀 |
21-12 |
0 Puttita Supajirakul(タイ) Sapsiree Taerattanachai |
21-15 |
福万尚子選手&與猶くるみ選手 準々決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
福万 尚子 2 與猶 くるみ |
22-20 |
1 Luo Ying (中国) Luo Yu |
18-21 | ||
21-14 |
女子ダブルス準々決勝は、高橋・松友ペア、福万・與猶ペアともに勝利を収め、準決勝進出を決めています。
<男子ダブルス>
園田啓悟選手&嘉村健士選手 準々決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
園田 啓悟 2 嘉村 健士 |
21-18 |
1 Gideon Markus Fernaldi(インドネシア) Kevin Sanjaya Sukamuljo |
17-21 | ||
21-16 |
※男子ダブルス準々決勝は、園田・嘉村ペアが見事勝利。こちらも準決勝進出を決めています。
大会5日目の試合結果<4月30日(土)>
<女子ダブルス>
高橋礼華選手&松友美佐紀選手 準決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
高橋 礼華 2 松友美佐紀 |
21-16 |
0 Chang Ye Na(韓国) Lee So Hee |
21-19 |
※高橋・松友ペアは準決勝で世界ランク8位の韓国ペアと対戦。見事勝利を収め決勝進出を決めています。
福万尚子選手&與猶くるみ選手 準決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
福万 尚子 2 與猶 くるみ |
13-21 |
1 Greysia Polii(インドネシア) Nitya Krishinda Maheswari |
21-19 | ||
24-22 |
※福万・與猶ペアは世界ランク2位のインドネシアのグレイシア・ニトヤペアを見事2-1で撃破し、決勝進出を決めました。なんとこの準決勝の試合時間は2時間41分であり、21点ラリーポイント制が導入されてからの最長試合時間を記録したということです。
この結果、女子ダブルス決勝は、高橋・松友ペア 対 福万・與猶ペアの日本人対決となることが決まっています。高橋・松友ペアは既にリオ五輪出場確実ですが、福万・與猶ペアは優勝するかしないかでリオ五輪出場の可否も決まるため、決勝戦はそちらの面でも注目の試合となっています。
<男子ダブルス>
園田啓悟選手&嘉村健士選手 準決勝
日本選手 | 対戦相手 | |
---|---|---|
園田 啓悟 0 嘉村 健士 |
17-21 |
2 李 龍大(韓国) 柳 延星 |
18-21 |
※園田・嘉村ペアは準決勝で世界ランク1位の韓国ペアと対戦。接戦を演じましたが惜しくも準決勝敗退となりました。
大会最終日の試合結果<5月1日(日)>
<女子ダブルス>
高橋・松友ペア vs 福万・與猶ペア 決勝
日本選手 | 日本選手 | |
---|---|---|
高橋 礼華 2 松友美佐紀 |
21-13 |
0 福万 尚子 與猶 くるみ |
21-15 |
※女子ダブルス決勝は、高橋・松友ペアが福万・與猶ペアを2-0で下し、見事優勝となりました。
高橋・松友ペアは決勝まで全て2-0での勝利。世界ランク1位としての強さと安定感を証明した大会となりました。
反対に福万・與猶ペアは残念ながら決勝で敗退となり、これでリオ五輪出場は消滅。涙の表彰台となりました。
まとめ
アジア選手権2016の日本選手の結果は下記のようになりました。
髙橋礼華・松友美佐紀ペア ⇒女子ダブルス優勝
福万尚子・與猶くるみペア ⇒女子ダブルス準優勝
園田啓悟・嘉村健士ペア ⇒男子ダブルス準決勝敗退
奥原 希望、佐藤 冴香 ⇒女子シングルス準々決勝敗退
早川賢一・遠藤大由ペア ⇒男子ダブルス2回戦敗退
上田 拓馬 ⇒男子シングルス2回戦敗退
山口 茜 ⇒女子シングルス2回戦敗退
松尾静香・内藤真実ペア、福島由紀・廣田彩花ペア⇒女子シングルス2回戦敗退
佐々木 翔 ⇒男子シングルス1回戦敗退
橋本 由衣 ⇒女子シングルス1回戦敗退
数野健太・栗原文音ペア、園田啓悟・福万尚子ペア⇒混合ダブルス1回戦敗退
※敬称略
5月5日には、正式にリオ五輪日本代表が発表されることとなりますので、そちらも楽しみですね。
またバドミントンにつきましても、何か情報が入りましたらお伝えさせて頂きます。
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと101日です!