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桃田賢斗、田児賢一、違法カジノ賭博関与。リオ五輪出場と今後の処分は?

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こちらの記事では、バドミントン 桃田賢斗選手と田児賢一選手の違法カジノ賭博報道について、また、リオ五輪出場と今後の処分についても書かせて頂きたいと思います。

 

 

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桃田選手、田児選手が違法カジノ賭博関与、両選手認める

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出典元:Badminton: Momota, Tago admit to gambling at illegal casino- Nikkei Asian Review

 

本日大変残念なニュースが報じられました。

 

バドミントン日本代表の桃田賢斗選手と田児賢一選手が、都内の違法カジノ店に出入りしていた事が発覚、両選手ともに賭博関与を認めたというニュースです

 

報道によると、2014年12月ごろ田児選手が客引きの紹介で違法カジノ店を初めて訪れ、その約一週間後には田児選手の紹介で桃田選手も来店。2名はその後複数回来店し、田児選手は100万円単位、桃田選手は数万~数十万単位でバカラ賭博に興じていたということです。

 

「後輩と思われる10人以上を連れてきたこともあった」「田児選手は1日に3回来店していた」「2人ともマスクなどで顔を隠すこともしていなかった」という証言もあります。

 

元経営幹部の男性は、「2人はジャージー姿などで来て、『いま練習帰りです』などと話していた。素性を隠す様子はなかった。店が主催したビンゴ大会に、ラケットを持った後輩らしき男女10人以上を連れてきたこともあった」と証言した。  田児選手は、平成27年3月に警視庁の捜査員が摘発のため店に踏み込む直前にも来ていたという。男性は「遠征でカジノが合法な国に行ったときに覚えたのではないか」と推察した。一方、桃田選手の20代の知人は「誘われて一緒に闇カジノ店に行った。彼はその日、約5万円負けて帰った」と証言した。  常連客の男性(45)は「田児選手は冷静な勝負師で、100万円単位で賭けることもあり、勝っても表情を変えない。ただ、かなり勝負が好きなようで、勝って帰っても2、3時間後にまた来る。1日に3回会ったこともあった。桃田選手は数万円から数十万円レベルの賭け方だった」と明かした。

 

引用元:バドミントン2選手、闇カジノ「1日3回来た」 ジャージー姿で「いま練習帰り」 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 

田児選手は、2008年~2013年まで全日本総合選手権6連覇を達成、バドミントン男子日本代表を引っ張ってきた存在であり、昨年は不調にあえぐも、今年全英オープン、マレーシア・オープンと国際大会に続けて出場。再起を期待されていたところでした。

 

桃田選手においては、現在世界ランキング4位。先日のインド・オープンも優勝。昨年はシンガポール・オープン、インドネシア・オープン、BWFワールドスーパーシリーズファイナルズも優勝と、まさに日本が誇る世界トップ選手であり、このサイトでも書かせて頂きましたが、リオ五輪でもメダルはもちろん、金メダルも獲れると大変期待されていました。

 

2選手はマレーシア・オープンに出場していましたが、7日朝緊急帰国。

NTT東日本によると、2選手ともに既に賭博をしていた事実を認めたとのことです。 

 

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桃田選手はリオ五輪出場停止。両選手への今後の処分は?

 

リオ五輪バドミントンの日本代表は、男女ともに5月5日の世界ランキングによって決定となるため、現時点ではまだ決まってはいないという状況でしたが、桃田選手は現在世界ランク4位のため代表内定確実の状況でした。

 

しかし、今回の件で、日本バドミントン協会は「リオ五輪出場は推薦しない」と表明しており、事実上桃田選手はリオ五輪出場停止となってしまいました。

 

田児選手においては、自身の不調から昨年既にナショナルチームを辞退しており、当初からリオ五輪出場は想定していなかったようですが、今となっては不調や全日本辞退に少なからず賭博が影響していたのではと想像できます。

 

 

今後の処分についてですが、

 

日本バドミントン協会によると、協会の倫理規程で、選手の処分について「除名」「選手登録の抹消」「大会への出場資格停止」などがあるものの、過去に現役選手の処分の事例はなく、処分の期間も明確に設定されていないため、これから処分について厳密に検討するということです。 

 

田児選手は選手としては引退の噂も囁かれていたためダメージが少ないと思われますが、最近は熱心に後輩を指導する姿が印象的であり、指導者としての道が閉ざされてしまう可能性も高く、とても残念な状況です。

 

そして、桃田選手においては、まさに日本バドミントン界の宝というべき存在であり、リオ五輪、東京五輪での活躍のみならず、今後多方面での活躍も期待されていただけに、今回の不祥事は日本バドミントン、そして日本スポーツ界にとって大きな痛手となってしまったと言えるでしょう。

果たしてどのような処分が下されるのかも注目となりますが、違法賭博は犯罪であり、残念ながら相当厳しい処分が下されるのは間違いないでしょう。

 

ネットでは「桃田選手が国籍を変えてリオ五輪に出場することは可能か?」という話もチラホラと上がっているようですが、オリンピック憲章には下記のように記載があり、国籍を変えてもリオ五輪へは出場できないようです。

オリンピック競技大会、大陸別競技大会もしくは地域別競技大会、もしくは関連IFが公認した地域選手権大会、もしくは世界選手権大会において、1方の国を代表した後国籍を変更した者、もしくは新しい国籍を取得した者は、このような変更もしくは取得の3年後までは新しい国を代表してオリンピック競技大会に参加してはならない。但し、この期間は、NOCと関係IFとの合意およびIOC理事会の承認を得て短縮されることがあり、取り消されることもあるものとする。 

 

引用元:JOC - オリンピズム | オリンピック憲章

 

個人的には、桃田選手ほどの才能を持った選手がこのまま埋もれてしまうのは、とても残念だという気持ちも強かったのですが、

 

今後バドミントン選手として活動をしていくことはだいぶ厳しいというところかもしれません。

 

 

大変残念な事態となってしまいましたが、現時点では、好調な日本バドミントンチームに悪影響を及ぼさないことを望むばかりです。

 

 

今後もまた何か情報が入りましたら、お伝えさせて頂きます。

 

それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!

 

 

リオ五輪開幕まであと120日です!

 

 

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