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【体操】NHK杯2016 男子・女子の結果&速報&リオ代表内定まとめ

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 こちらの記事では、『体操 NHK杯2016』の男子・女子の結果&速報と、リオ代表内定についてお伝えさせて頂きます。

※大会が終了しましたのでこちらの記事はまとめさせて頂きました(2016/05/05)。

※2016/08/13、下記のリンクを追加させて頂きました。

 

※リオ五輪体操 男子種目別決勝の結果については下記の記事に掲載させて頂きますので、こちらも是非ご覧下さい↓

リオ五輪、男子体操種目別 内村・白井・加藤の結果速報・メダルまとめ - リオ五輪2016まであと〇〇日!

 

※リオ五輪体操の男子団体決勝と個人総合決勝の結果については下記の記事に掲載させて頂きましたので、こちらも是非ご覧下さい↓

【体操】リオ五輪 男子日本代表(団体・個人総合)の結果速報・メダルまとめ - リオ五輪2016まであと〇〇日!

 

 

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体操 NHK杯2016 女子個人総合について<大会1日目>

 

現在、代々木第一体育館で開催中の「第55回 NHK杯体操」。

 

今大会はリオ五輪代表選考大会として重要な位置づけの大会となっており、例年以上に注目を集めています。

 

大会1日目となる5月4日(水)には、女子の競技が行われました。

 

まずはNHK杯の女子出場選手を改めて紹介させて頂きます。

 

体操NHK杯2016 女子の出場選手

 

女子は全日本選手権の個人総合決勝進出者24名がそのままNHK杯に出場しています。

 

下記になります。

No.名前所属持ち点
1組 1 村上 茉愛 日本体育大学 57.400
2 寺本 明日香 中京大学/レジックスポーツ 57.300
3 杉原 愛子 梅花高等学校/朝日生命 56.000
4 内山 由綺 スマイル体操クラブ 54.900
5 河崎 真理菜 平塚学園/とらい体操クラブ 54.550
6 小池 亜優 戸田市スポーツセンター 54.150
2組 7 宮川 紗江 セインツ体操クラブ 53.950
8 土橋 ココ レジックスポーツ 53.950
9 笹田 夏実 日本体育大学 53.800
10 畠田 瞳 セントラル目黒 53.700
11 井上 和佳奈 筑波大学 53.050
12 中路 紫帆 戸田市スポーツセンター 52.800
3組 13 本田 美波 武庫川女子大学 52 700
14 梶田 凪 山梨ジュニア体操クラブ/甲斐清和高校 52.550
15 桒嶋 姫子 戸田市スポーツセンター 52.250
16 佐藤 亜希穂 日本体育大学 52.000
17 湯元 さくら 中京大学/ならわ体操クラブ 51.750
18 松村 泰葉 中京大学/中京ジムナスティッククラブ 51.500
4組 19 湯元 ゆりか ならわ体操クラブ/武豊高校 51.500
20 夏目 侑香 武庫川女子大学 51.400
21 岡田 麻衣 戸田市スポーツセンター 51.200
22 寺尾 唯 日本体育大学 51.100
23 大口 真奈 大泉スワロー体育クラブ 50.650
24 杉村 美奈 国士舘大学 49.200

※敬称略

 

全日本選手権決勝での得点を持ち点として、NHK杯で獲得した得点と合わせた合計得点によって順位が争われることになります。

 

そして、女子のリオ五輪代表選考ですが、一旦7名の候補選手が選出され、合宿と試技会を経て6月の最終選考で5名まで絞られることになります。

 

7名の選出方法については、下記のように決まっています。

①NHK杯個人総合上位3名

②NHK杯個人総合12位以内(上位3名を除く)で、①の選手との組合せで最もチーム貢献度が高くなり、2種目以上の貢献が認められる選手3名を選考

③全日本個人決勝・全日本種目別決勝のいずれかに出場した選手のうち、①の選手との組合せで最もチーム貢献度が高くなり、貢献度の高くなる当該種目でDスコア6.0以上を獲得した選手1名を選考

 

ということで、選考条件を見ても①の条件が最優先ということがわかり、女子の場合は、NHK杯での上位3名はリオ五輪内定確実といっても間違いないと思われます。

 

②の選考条件より、上位3名に入らなかった場合でも、ひとまずNHK杯で12位までに入る事がリオ五輪のメンバー選考において重要となります。

 

 

体操NHK杯2016 女子の結果

 

こちらには、女子1組2組の各種目の結果について書かせて頂きました。

 

<1組>

名前持ち点跳馬段違い平均台ゆか合計点
村上 茉愛 57.400 15.050 13.600 12.450 14.800 113.300
寺本明日香 57.300 15.300 14.050 14.350 14.050 115.050
杉原 愛子 56.000 14.400 14.150 13.750 14.050 112.350
内山 由綺 54.900 14.300 14.350 12.800 13.700 110.050
河崎真理菜 54.550 14.000 13.650 13.300 12.350 107.850
小池 亜優 54.150 14.600 12.550 13.150 13.000 107.450

※敬称略

 

<2組>

名前持ち点跳馬段違い平均台ゆか合計点
宮川 紗江 53.950 14.100 12.800 11.750 13.400 106.000
土橋 ココ 53.950 14.350 12.550 12.150 13.400 106.400
笹田 夏実 53.800 14.000 13.100 13.950 13.550 108.400
畠田 瞳 53.700 13.900 13.500 13.250 13.250 107.600
井上和佳奈 53.050 12.850 13.000 13.500 13.200 105.600
中路 紫帆 52.800 14.000 12.600 13.100 12.100 104.600

※敬称略

 

NHK杯 女子個人総合の最終順位は下記のようになりました。

1位 寺本 明日香選手  115.050

2位 村上 茉愛選手     113.300

3位 杉原 愛子選手     112.350

4位 内山 由綺選手     110.050

5位 笹田 夏実選手     108.400

6位 河崎 真理菜選手 107.850

7位 畠田 瞳選手   107.600

8位 小池 亜優選手       107.450

9位 梶田 凪選手   106.600

10位 土橋 ココ選手   106.400

11位 宮川 紗江選手   106.000

12位 佐藤亜希穂選手   105.600

12位 中路 紫帆選手   105.600

12位 井上和佳奈選手   105.600

 

寺本選手が4種目ともミスのない圧巻の演技で優勝。

村上選手は平均台での落下が響き優勝を逃すも、ラストのゆかでは14.800という高得点を出し2位を堅守。昨年優勝の杉原選手が安定した演技で3位という結果になりました。 

この結果、寺本選手、村上選手、杉原選手の3選手が選考条件を満たし、リオ代表候補選手に決定しています。

NHK杯の内容からも今回の上位3選手のリオ内定はほぼ間違いない状況であり、今後は残る4枠のリオ代表候補枠に誰が入ってくるのかが注目となりそうです。 

 

 

体操 NHK杯2016 男子個人総合について<大会2日目>

 

大会2日目となる5月5日(木)には、男子の競技が行われます。

 

以前の記事にも書かせて頂きましたが、NHK杯の男子出場選手を改めてこちらで紹介させて頂きたいと思います。

 

体操NHK杯2016 男子の出場選手

 

男子は全日本選手権の個人総合決勝上位33名と、その33名を除いた全日本での種目別上位各3名ずつが出場になります。

 

<全日本選手権の個人総合上位33名>

No.名前所属持ち点
1組 1 内村 航平 コナミスポーツ 91.300
2 白井 健三 日本体育大学 89.700
3 加藤 凌平 コナミスポーツ 89.400
4 神本 雄也 日本体育大学 89.250
5 齊藤 優佑 徳洲会体操クラブ 89.250
6 田中 佑典 コナミスポーツ 89.050
2組 7 今林 開人 セントラルスポーツ 87.700
8 萱 和磨 順天堂大学 87.550
9 山室 光史 コナミスポーツクラブ 87.350
10 谷川 翔 市立船橋高等学校 87.100
11 市瀬 達貴 朝日生命 87.000
12 長谷川 智将 徳洲会体操クラブ 86.950
3組 13 岡村 康宏 朝日生命 86.900
14 谷川 航 順天堂大学 86.900
15 石川 大貴 セントラルスポーツ 86.850
16 古谷 嘉章 コナミスポーツクラブ 86.750
17 山本 翔一 朝日生命 86.600
18 前野 風哉 鹿屋体育大学 86.500
4組 19 武田 一志 徳洲会体操クラブ 86.400
20 田浦 誠也 日本体育大学 86.350
21 金子 健三 徳洲会体操クラブ 86.250
22 野々村 笙吾 セントラルスポーツ 86.150
23 岡 準平 徳洲会体操クラブ 85.600
24 早坂 尚人 順天堂大学 85.550
5組 25 湯浅 賢哉 市立船橋高等学校 85.550
26 亀山 耕平 徳洲会体操クラブ 85.500
27 白井 勝太郎 コナミスポーツクラブ 85.400
28 瀬島 龍三 徳洲会体操クラブ 84.750
29 川本 稜馬 順天堂大学 84.400
30 山本 雅賢 徳洲会体操クラブ 84.250
6組 31 横山 聖 コナミスポーツクラブ 84.200
32 吉岡 知紘 セントラルスポーツ 84.150
33 垣谷 拓斗 セントラルスポーツ 84.100

※敬称略

 

個人総合においては、上記33名で争われることとなり、全日本選手権決勝での得点を持ち点として、NHK杯で獲得した得点と合わせた合計得点によって順位を争うこととなります。

 

リオ代表選考において、男子の場合は女子と異なり、代表候補選手の選出はありません。内村選手は既にリオ内定を決めており、残る代表枠は4枠となっています。

 

そして、内村選手を除いたNHK杯最上位の選手はリオ内定即決定ということで、果たして誰が内定を決めるのか。

こちらがNHK杯大会2日目の一番の注目ポイントになりそうです。

 

また、リオ男子代表の選考条件から、選手たちにとってはNHK杯で12位以内に入るという事も一つの目標となってきそうです。

 

<種目別の出場選手>

 No.名前所属
ゆか 34 佐藤 巧 徳洲会体操クラブ
35 五島 誉博 仙台大学
36 鵜飼 真弘 日本大学
あん馬 37 池田 大騎 仙台大学
38 瀬立 憲翔 日本体育大学
39 出口 諒財 愛媛県競技力向上対策本部
つり輪 40 長野 託也 朝日生命
41 神津源一郎 順天堂大学
42 島田 貴也 日本大学
跳馬 34 佐藤 巧 徳洲会体操クラブ
43 小倉 佳祐 相好体操クラブ
44 井上 博稔 日本体育大学
平行棒 45 青山 政高 コナミスポーツクラブ
46 田中 樹 日本体育大学
47 田中 和仁 徳洲会体操クラブ
鉄棒 48 宮地 秀享 筑波大学
49 尾崎 亮介 相好体操クラブ
50 佐藤 匠 日本体育大学

※敬称略

 

また種目別でもリオ選考の対象となり、NHK杯では上記の各種目3名の選手もそれぞれの種目で演技を行います。

種目別で結果を残しスペシャリストとしてリオ代表へ食い込んでくる選手は現れるのか。最終選考大会である6月の全日本種目別に向けて、こちらの結果も注目となります。

 

体操NHK杯2016 男子の結果

  

こちらでは、男子個人総合1組2組の各種目の結果について書かせて頂きます。

 

<1組>

名前持ち点ゆかあん馬つり輪跳馬平行棒鉄棒合計点
内村 航平 91.300 15.900 15.300 14.800 15.600 15.600 16.150 184.650
白井 健三 89.700 16.150 12.950 14.200 15.550 15.000 13.850 177.400
加藤 凌平 89.400 15.500 15.000 14.450 15.000 15.150 15.600 180.100
神本 雄也 89.250 14.800 14.150 15.350 14.950 15.550 15.350 179.400
齊藤 優佑 89.250 14.450 14.650 14.550 14.450 14.900 14.100 176.350
田中 佑典 89.050 15.200 14.850 14.700 14.350 15.950 15.900 180.000

※敬称略

 

<2組>

名前持ち点ゆかあん馬つり輪跳馬平行棒鉄棒合計点
今林 開人 87.700 14.500 13.300 14.200 14.800 14.400 14.500 173.400
萱 和磨 87.550 14.700 15.450 14.600 14.950 15.250 14.300 176.800
山室 光史 87.350 14.000 14.850 15.300 15.350 15.650 14.150 176.650
谷川 翔 87.100 14.700 14.650 13.650 14.250 14.950 14.550 173.850
市瀬 達貴 87.000 14.350 11.800 15.050 14.700 14.400 14.750 172.050
長谷川智将 86.950 13.500 15.100 14.100 14.300 14.100 13.800 171.900

※敬称略 

 

NHK杯 男子個人総合の最終順位は下記のようになりました。

1位 内村 航平選手  184.650

2位 加藤 凌平選手  180.100

3位 田中 佑典選手  180.000

4位 神本 雄也選手  179.400

5位 白井 健三選手  177.400

6位 萱 和博選手   176.800

7位 山室 光史選手  176.650

8位 齊藤 優佑選手  176.350

9位 野々村笙吾選手  175.700

10位  谷川 航選手   175.400

11位  山本 翔一選手  175.350

12位  武田 一志選手  174.500

 

内村選手が圧巻の演技をみせ、見事NHK杯8連覇達成。 今大会の合計点は93.25という物凄い得点で、個人総合37連勝の記録更新をしています。

そして、加藤選手が田中選手との接戦を制し2位になり、リオ内定を決めました。

田中選手は惜しくも3位でしたが、平行棒、鉄棒での素晴らしい演技が光りました。

 

 

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男子リオ内定選手・女子リオ代表候補内定選手まとめ

 

NHK杯を終え、男子リオ内定選手、女子リオ代表候補選手は下記のようになりました。

<男子リオ代表内定選手>

内村 航平選手、加藤 凌平選手

 

<女子リオ代表候補選手>

寺本明日香選手、村上 茉愛選手、杉原 愛子選手

 

次回のリオ代表選考大会は、6月4日・5日の全日本種目別選手権になります。

男子は残り3名の代表選手、女子は4名の候補選手が果たして誰になるのか。

最後の選考大会となる全日本種目別も見逃せません。

 

 

それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!

 

リオ五輪開幕まであと93日です!

 

 

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