リオ五輪 柔道 本大会における種目(階級)と競技日程は?
こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピック 柔道の本大会における、種目(階級)と競技日程などについて書かせて頂きたいと思います。
※2016/08/06、下記のリンクを追加させて頂きました。
※リオ五輪柔道 男子女子日本代表の結果速報・最新情報については下記の記事に掲載させて頂きますので、こちらも是非ご覧下さい↓
オリンピックにおける柔道と日本について
オリンピックにおける柔道の種目について
柔道といえば、日本発祥の武道・スポ―ツとして有名ですが、オリンピックで初めて正式種目に採用されたのは、その発祥地日本で開催となった1964年東京オリンピックからです。
当時は男子の4種目「男子68kg以下級」「男子80kg以下級」「男子80kg超級」「男子無差別級」しかなかったようですが、日本はそのうち3種目で金メダル、残る1種目で銀メダルを獲得。圧倒的な強さを誇りました。
その後、種目(階級)は増えていき、1992年バルセロナオリンピックからは女子柔道も正式種目に。階級の分け方に変更があったりはしたものの、オリンピックにおける柔道はバルセロナ五輪以降、男子7種目、女子7種目の合計14種目での開催に落ち着いています。
今回のリオオリンピックで行われる柔道の種目は下記になります。
「男子60kg級」「男子66kg級」「男子73kg級」「男子81kg級」「男子90kg級」
「男子100kg級」「男子100kg超級」
「女子48kg級」「女子52kg級」「女子57kg級」「女子63kg級」「女子70kg級」
「女子78kg級」「女子78kg超級」
ロンドン五輪での惨敗。そしてリオ五輪での日本の活躍は?
そして、オリンピックにおける柔道の歴史の中で、日本は長年にわたり世界一の柔道国で在り続け、現在も金メダル総獲得数36個、メダル総獲得数72個という記録は、柔道のメダル獲得数2位であるフランスに大きく差をつける結果になっています。野村忠宏氏の3大会連続金メダルや、谷亮子選手の2大会連続金メダルなど、オリンピックの柔道における華々しい記録は今後も色褪せることはないでしょう。
しかしながら、前回大会の2012年ロンドン五輪においては、メダルラッシュの大きな期待を寄せられたものの、蓋を開けてみれば、金メダルは松本薫選手の1つのみ、男子に至っては、五輪で柔道が採用されてから初の金メダル0という、大変残念な結果に終わってしまいました。
大会後、マスコミ各社は「日本の惨敗」と、柔道日本チームのオリンピックでの結果を辛辣に報じ、報道とともに、日本柔道の弱体化を案ずる世論も増えていきました。
ロンドン五輪後、かつてない危機に直面した日本柔道界。
そして、あれから4年経ち、今回迎える2016年リオデジャネイロオリンピック。
果たして、現在の日本柔道界はどうなのかというところですが、
実は日本柔道チームは、ロンドン五輪以降、徐々に世界一への復活の狼煙を上げる結果を出しており、特に昨年は、8月の世界選手権や12月のグランドスラム東京など、大きな国際大会において素晴らしい活躍をあげています。
2015年8月世界選手権においては、日本チームは男女合わせて、金6個・銀4個・銅5個の合計15個ものメダルを獲得しました。
また、2015年12月グランドスラム東京においては、日本チームは男女合わせて、金11個・銀5個、銅7個ものメダルを獲得しています。日本は開催国のため同じ階級に複数名エントリーできたというアドバンテージもありましたが、それを差し引いても文句なしに素晴らしいと言える結果を残しました。
2016年に入ってからもグランドスラム パリや、グランプリ デュッセルドルフなど、国際大会が開催されていますが、松本薫選手の優勝をはじめ、日本勢は上々の活躍を見せています。
個人的な見解になりますが、日本柔道界は完全に復活を果たしていると言っていい状態にあると思います。
そして、日本は近年のオリンピックにおいて、男女ともに階級ごとの出場枠を逃したことはありませんので、男子7名、女子7名が最終的に日本代表としてリオ五輪へと臨むことになります。
日本代表の選考は、全日本柔道連盟による独自のポイントシステムによって2年間集計された各選手のポイントや実績によって選考されるようですが、
今後においては、リオ出場をめぐる同階級のライバル同士のし烈な争いが注目となります。
長くなってしまいましたので、日本代表の各階級ごとの注目選手については、また改めて書かせて頂きたいと思います。
リオオリンピックの柔道 本大会の競技日程は?
リオオリンピックにおける柔道 本大会の競技日程は下記になります。
今回はひとまず男女の各階級の決勝の日程をまとめました。
※日本時間になります。
日付 | 競技時間 | 競技内容 |
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8月6日(土)
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22:00~25:00
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女子48kg級 予選・準々決勝
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男子60kg級 予選・準々決勝
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8月7日(日)
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03:30~06:10
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女子48kg級 敗者復活戦・準決勝
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男子60kg級 敗者復活戦・準決勝
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女子48kg級 3位決定戦
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男子60kg級 3位決定戦
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女子48kg級 決勝・表彰式
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男子60kg級 決勝・表彰式
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22:00~25:00
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女子52kg級 予選・準々決勝
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男子66kg級 予選・準々決勝
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8月8日(月)
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03:30~06:10
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女子52kg級 敗者復活戦・準決勝
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男子66kg級 敗者復活戦・準決勝
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女子52kg級 3位決定戦
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男子66kg級 3位決定戦
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女子52kg級 決勝・表彰式
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男子66kg級 決勝・表彰式
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22:00~25:00
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女子57kg級 予選・準々決勝
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男子73kg級 予選・準々決勝
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8月9日(火)
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03:30~06:10
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女子57kg級 敗者復活戦・準決勝
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男子73kg級 敗者復活戦・準決勝
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女子57kg級 3位決定戦
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男子73kg級 3位決定戦
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女子57kg級 決勝・表彰式
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男子73kg級 決勝・表彰式
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22:00~25:00
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女子63kg級 予選・準々決勝
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男子81kg級 予選・準々決勝
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8月10日(水)
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03:30~06:10
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女子63kg級 敗者復活戦・準決勝
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男子81kg級 敗者復活戦・準決勝
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女子63kg級 3位決定戦
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男子81kg級 3位決定戦
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女子63kg級 決勝・表彰式
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男子81kg級 決勝・表彰式
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22:00~25:00
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女子70kg級 予選・準々決勝
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男子90kg級 予選・準々決勝
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8月11日(木)
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03:30~06:10
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女子70kg級 敗者復活戦・準決勝
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男子90kg級 敗者復活戦・準決勝
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女子70kg級 3位決定戦
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男子90kg級 3位決定戦
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女子70kg級 決勝・表彰式
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男子90kg級 決勝・表彰式
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22:00~25:00
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女子78kg級 予選・準々決勝
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男子100kg級 予選・準々決勝
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8月12日(金)
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03:30~06:10
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女子78kg級 敗者復活戦・準決勝
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男子100kg級 敗者復活戦・準決勝
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女子78kg級 3位決定戦
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男子100kg級 3位決定戦
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女子78kg級 決勝・表彰式
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男子100kg級 決勝・表彰式
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22:00~25:00
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女子78kg超級 予選・準々決勝
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男子100kg超級 予選・準々決勝
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8月13日(土)
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03:30~06:10
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女子78kg超級 敗者復活戦・準決勝
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男子100kg超級 敗者復活戦・準決勝
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女子78kg超級 3位決定戦
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男子100kg超級 3位決定戦
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女子78kg超級 決勝・表彰式
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男子100kg超級 決勝・表彰式
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次回の記事では、まず男子の各階級ごとの注目選手について書かせて頂きたいと思います。
それでは、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと157日です!