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【バドミントン】リオオリンピック男子・女子日本代表、メダル候補メンバーまとめ

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こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピック バドミントンに関連して、男子・女子日本代表のメダル候補メンバーについて書かせて頂きます。

※2016/08/09、下記のリンクを追加させて頂きました。

 

※リオ五輪バドミントン 男子女子日本代表の結果速報・最新情報については下記の記事に掲載させて頂きますので、こちらも是非ご覧下さい↓

【バドミントン】リオ五輪 女子男子日本代表の結果速報・メダルまとめ - リオ五輪2016まであと〇〇日!

 

 

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全英オープン2016でのバドミントン日本代表について

 

現在、イギリスのバーミンガムで開催されている「全英オープン2016」

 

バドミントンの国際大会において、スーパーシリーズプレミアと位置づけされているこの大会は、今年は3月8日~3月13日(現地日程)までの日程で開催されています。

 

種目はオリンピックと同じ「男子シングルス」「男子ダブルス」「女子シングルス」「女子ダブルス」「混合ダブルス」の5種目で行われており、リオ五輪へ出場するであろう各国の有力選手が集まったハイレベルな大会となっています。

 

そして、日本からも、シングルス9名、ダブルス5組10名、混合ダブルス2組4名、混合での重複を除くと、男女総勢21名の選手が大会に参加しています。

 

 

本日3月13日には各種目の準決勝が行われましたが、

 

まず、女子シングルスでは奥原 希望選手(21)が世界ランキング1位のカロリナ・マリン選手(スペイン)を11-21、21-16、21-14の2-1で制し、決勝進出。

男子ダブルスでも、早川賢一選手(29)、遠藤大由選手(29)のペアが21-13、21-15でマレーシアのペアに完勝し、こちらも決勝進出。

そして、女子ダブルスも、高橋礼華選手(25)、松友美佐紀選手(24)のペアが中国の世界ランキング1位のペアを見事21-12、21-9で撃破し決勝進出を決めました。

 

5種目のうち、3種目で決勝進出を決めるという快挙を成し遂げている日本チームですが、それぞれの種目においても既に快挙達成となっているようです。

 

最初に、奥原選手においては、全英オープン女子シングルスでの日本人の決勝進出は2011年の広瀬栄理子さん以来ということです。そして、もし優勝となれば1977年の湯木博恵さん以来39年ぶりという事で、大きな期待がかかっています。

 

次に、早川選手と遠藤選手のペアにおいては、2013年2014年に続く3度目の決勝進出であり、悲願の初優勝になるか、見逃せない状況となっています。

 

さらに、高橋選手と松友選手のペアにおいても、決勝進出は2011年の藤井瑞希さん垣岩令佳さんのペア以来5年ぶりの快挙であり、もし優勝となれば1978年の徳田敦子さん高田幹子さんペア以来38年ぶりということです。こちらも要注目です。

 

 

残念ながら、男子シングルス期待の桃田賢斗選手は今大会では準々決勝敗退となってしまいましたが、史上最強と言われるバドミントン日本代表チームは今後も各大会で活躍することは必至であり、そして、リオ五輪においてもきっと活躍してくれることでしょう。

 

ということで、明日の決勝戦を前に上記メンバーと桃田選手について、リオ五輪での活躍を期待しつつまとめさせて頂きたいと思います。

 

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リオ五輪 バドミントン日本代表のメダル候補メンバーは?

 

桃田 賢斗選手(NTT東日本)

一人目の選手は、桃田 賢斗選手(21)です。

説明不要かもしれませんが、桃田選手は若干21歳ながら日本バドミントン界のエースと言える存在です。

小学校からバドミントンを始めると、小学校、中学校で日本一を経験し、中学3年で全日本総合選手権へも出場。高校でもはや国内に敵なしだった桃田選手は、2年生の時に世界ジュニア選手権へ初出場し銅メダルを獲得。

そして、高校3年生の時に出場した世界ジュニア選手権で金メダルを獲得し世界一を経験することとなります。

2013年、NTT東日本へ入社すると、その年の全日本社会人選手権で優勝。国際大会や全日本での戦いでも着実に成績を残し始めます。2014年もトマス杯の日本優勝に貢献しますが、2015年、一気に爆発的な活躍を見せることになります。

4月のシンガポールオープンで日本人初となる優勝を果たすと、5月のスディルマンカップでは日本の準優勝に貢献。6月のインドネシアオープンスーパーシリーズプレミアで日本人初の優勝。8月の世界選手権でも日本人初のメダルとなる銅メダルを獲得。

12月には全日本総合選手権で優勝後、スーパーシリーズファイナルズでまたも日本人初優勝。世界ランキングも3位へと上昇し、一気に世界トッププレイヤーに仲間入りしました。

 

常日頃から「バドミントンをメジャースポーツにしたい」と語る桃田選手。「子供たちが憧れるように、高い服を着たりド派手な生活をしたい。プロ選手のパイオニアになりたい」と発言する桃田選手にはサッカーの本田圭佑選手にも通じるプロ意識の高さとスター性を感じさせます。

全英オープンは惜しくも敗退となってしまいましたが、リオ五輪ではメダル獲得は間違いないと思われます。そして、金メダルの可能性も十分にあるでしょう。

そのルックスの良さからもリオ五輪の活躍次第で一気に人気がブレイクするとも考えられる桃田選手。今後の動向も要チェックです。

 

<2016/ 04/10追記>日本バドミントン協会は、違法賭博関与の桃田選手に対して、代表選手指定解除と無期限の大会出場停止の処分を発表。桃田選手のリオ五輪出場への道は完全に閉ざされてしまいました。

大変残念ではありますが、犯した罪から考えると仕方のない結果と言えるかもしれません。個人的には、東京五輪で返り咲いてくれることを期待したいと思います。

 

奥原 希望選手(日本ユニシス)

二人目の選手は、奥原 希望選手(21)です。

桃田選手と同い年である奥原選手も、女子バドミントンの若きエースとされる日本のトッププレイヤーです。

奥原選手も、小学校、中学校で既に数々の大会で優勝や準優勝の活躍を見せ、そして高校1年生で全日本ジュニア選手権優勝を果たします。

すると、その才能は一気に開花し、全日本ジュニア連覇、インターハイ優勝など次々とタイトルを獲得。高校2年で世界ジュニア銅メダルを獲得すると、ついには全日本総合選手権も優勝。高校2年生にして日本チャンピオンとなり、史上最年少記録を更新しました。

そして、2012年には世界ジュニア選手権でも優勝。ジュニアチャンピオンとなった奥原選手は一気に注目を集め活躍を期待されましたが、その直後、2013年1月に左膝半月板を損傷。2014年4月には右膝も痛め、約2年もの長い間怪我に悩まされる事になります。

「もうバドミントンはできないかも」と一時は引退もよぎったと語る奥原選手ですが、家族や友人にも助けられ、見事復活を遂げます。

2015年9月のヨネックスオープンジャパンで見事優勝。12月には全日本総合選手権で4年ぶり2度目の優勝。そして、同月スーパーシリーズファイナルズで、桃田選手と同じく日本人初となる優勝を果たしました。

怪我からの復活を遂げた全日本女王は、全英オープンでも快挙を成し遂げようとしています。きっと優勝してくれることでしょう。

現在世界ランキング8位(3/13時点)の奥原選手ですが、優勝すればスーパーシリーズプレミアの優勝ポイント11000が加算される事になり、もしかしたらトップ3までランクを上げる可能性もあります。

 

そして、リオ五輪においてもメダルの可能性でいえば、桃田選手にも負けていません。

2歳年下の山口茜選手(18)とも良きライバル関係にあり、切磋琢磨しながら今後も成長を遂げることが期待され、きっと東京五輪では、山口選手とともに2大エースとして活躍していると予想されます。

 

 

早川 賢一選手(日本ユニシス)
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出典元:早川賢一 | 総合バドミントンサイト|BADMINTON SPIRIT | バドミントン スピリット|バドミントンを愛するすべての人々へ。

 

三人目の選手は、早川賢一選手(29)です。

早川選手はダブルスの選手であり、現在ペアを組む遠藤選手とは、2010年オーストラリアオープンから約6年の間ペアを組んでいます。

遠藤選手の前にペアを組んでいた数野健太選手(30歳、日本ユニシス)とは幼なじみであり、幼稚園の頃からの付き合いとの事です。

早川選手は、小学生の時から既に全国大会でシングルス・ダブルスどちらでも優勝する才能を見せており、高校生の時にダブルスの選手として定着するようになりました。

 

遠藤選手とのペアでは、2012~2014年の全日本総合選手権で3連覇、2014年トマス杯優勝、2015年世界選手権3位など素晴らしい成績を残しており、混合ダブルスにおいても、松友美佐紀選手とともに全日本総合選手権連覇など活躍を見せています。

遠藤選手と全英オープンの初タイトル獲得に向けて、明日の決勝戦に臨むことになりますが、上述のとおり、三度目の決勝進出という安定した強さを既に見せています。

次に書かせて頂く遠藤選手とともにリオでの活躍が期待されます。

 

遠藤 大由選手(日本ユニシス)
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出典元:遠藤大由 | 総合バドミントンサイト|BADMINTON SPIRIT | バドミントン スピリット|バドミントンを愛するすべての人々へ。

 

四人目の選手は、遠藤 大由選手(29)です。

遠藤選手も小学校からバドミントンを始めており、既にその頃から活躍していますが、シングルスの選手として最初は定着していました。やはり高校生のころから少しずつダブルスの方へ道を変えていったようです。

早川選手とのペアでの経歴は、既に書かせて頂きましたが、現在世界ランキング6位であり、リオ五輪出場は間違いありません。

そして、明日の全英オープン決勝によってまたランキングを上げることになるでしょう。

既に何度も国際大会で結果を出している早川・遠藤ペアは安定した力で、リオのメダルも持ち帰ってくれることでしょう。

 

高橋 礼華選手(日本ユニシス)
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出典元:高橋 礼華 Ayaka Takahashi プロフィール - 実業団バドミントン部 女子チーム【日本ユニシス】

 

五人目の選手は、高橋 礼華選手(25)です。

高橋選手も小学校の時からバドミントンを始めており、最初はシングルスの選手として活躍していましたが、高校生からダブルスの選手へと転向していきます。

そして、現在ペアを組む松友選手とは、なんと高校2年からペアを組んでおり、小学校の時から文通をする仲だったとのことです。

お互いを知り尽くした旧知の仲であるからこそ、完璧に息のあったプレイができているんですね。

高橋選手の妹は、高橋 沙也加選手(23歳、日本ユニシス)であり、幼い頃から美人バドミントン姉妹として有名であったようです。

 

松友選手とのペアでは数々のタイトルを獲得していますが、全日本総合選手権のタイトルはなんと4回獲得しており、誰もが日本一の女子ダブルスペアと納得の成績を挙げています。そして、2014スーパーシリーズファイナルを優勝したことにより、一気に有名になりました。

今年に入ってからは、マレーシアマスターズ2016で優勝。現在世界ランキング3位に入っており、まさにノリに乗っているといった状況です。

前述のとおり、今行われている全英オープンでは世界ランク1位の中国ペアを撃破し、決勝へ進出。明日の決勝を勝つことができれば、きっとランキングをまた上げることになり、タカマツペアの人気にも拍車がかかる事になるでしょう。

 

 松友 美佐紀選手(日本ユニシス)
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出典元:松友美佐紀 | 総合バドミントンサイト|BADMINTON SPIRIT | バドミントン スピリット|バドミントンを愛するすべての人々へ。

 

六人目は、松友 美佐紀選手(24)です。

松友選手も、上記ダブルスの選手たちと同じく高校生からダブルスへと傾倒していくようになりました。

高校生の時から、国際大会へも出場しており、既に記述のとおり、高橋選手とともに次々とタイトルを獲得していくことになります。

普段はおっとりとした印象もあり、清楚でかわいいとネットでも評判になっているようですが、試合となるととても熱く鋭いギャップのあるプレイを見せます。

 

ロンドン五輪の時にも出場を目指していたようですが、その時にはフジカキペア、そしてスエマエペアが代表となり、落選も経験しています。

そして、今回リオ五輪へは出場濃厚な状況であり、活躍も間違いなしと思われます。

まずは、明日の全英オープンで38年ぶりの優勝なるか。

今後も含めてタカマツペアの動向も見逃せません。

 

 

まとめ 

 

以上、リオ五輪メダル候補メンバーについて書かせて頂きましたが、今のバドミントン日本代表チームには、他にも有望な選手がたくさんいます。

山口茜選手など、今回紹介できなかったリオ出場濃厚な選手もたくさんおり、もしかするとリオ五輪バドミントンでは、メダルラッシュとなるかもしれません。

そして、東京五輪へ向けて間違いなくバドミントンの人気も急上昇となるでしょう。

 

ひとまず、明日の全英オープン決勝戦3試合は見逃せません。

奥原選手は3月13日が誕生日ということで、自身の誕生日に優勝で花を添えられるか、とても期待がかかります。

 

バドミントンにつきましても、また新しい情報が入りましたらお伝えさせて頂きます。

 

それでは、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!

 

リオ五輪開幕まであと145日です!

 

 

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