世界卓球2016 男子日本代表も決勝進出！女子とともに優勝なるか？対戦する中国のメンバーは？
こちらの記事では、
現在行われている2016世界卓球選手権クアラルンプール大会に関連して、男子日本代表の情報と、決勝で対戦する男子中国代表メンバーについて、そして男女決勝のテレビ放送時間などについて書かせて頂きます。
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世界卓球2016 日本代表、女子は決勝進出！男子も準決勝へ
現在クアラルンプールにて開催されている世界卓球2016。
昨日は女子日本代表の準決勝などについて書かせて頂きましたが、本当に感動の試合でしたね。決勝の相手はやはり中国に決まったという事で、3月6日の決勝も楽しみです。
そして、今日は先程行われた男子日本代表の準決勝について、まず書かせて頂きたいと思います。
3月5日(土)に行われた男子準決勝「日本 vs イングランド」。
準々決勝で香港に勝ち5大会連続のメダル獲得を決めた男子日本代表は、今大会少し不調が続く丹羽孝希選手(21)に代えて大島祐哉選手(22)を入れてきました。
まず最初に登場したのはエース水谷隼選手(26)。水谷選手はやはり日本人トップ選手らしく安定した戦いぶりでイングランドのドリンクホール選手(26)を3-0のストレート勝ちで打ち破りました（話は逸れますが、ドリンクホール選手は水谷選手と同い年には見えませんでしたね;;）。
そして、次に登場したのは吉村真晴選手(22)。
第1ゲームを危なげなく取った吉村選手のペースになると思われるも、イングランドのエース、ピッチフォード選手(23)は手強い相手でした。第2ゲームを取られると2-2までもつれ込みます。そして、一時はピッチフォード選手に流れが行きますが、それでも吉村選手の方が一枚上手でした。第5ゲームは10-9までもつれる接戦でしたが、最後は吉村選手が打ち勝ち、これで日本が2戦先取となりました。
第3戦は、今日が22歳の誕生日である大島選手が登場。
大島選手はプレッシャーを感じているのか最初から硬くなっている印象でした。
対するイングランドのウォーカー選手(21)は大島選手とは逆に調子の良さを見せ、2ゲーム先取します。そして、一時は3-0で負けるかというギリギリの状況から大島選手は反撃を始め1ゲーム取り返しましたが、残念ながら連続勝利とはならず。大島選手は3-1で負け、日本のゲームも取る事はできませんでした。
そして、再びエース水谷選手が第4戦に現れました。
水谷選手は普段のプレーができず、ネットにも嫌われる展開が続き、ピッチフォード選手に第1ゲーム、第2ゲームとまさかの連取を与えてしまいます。第3ゲームは水谷選手が意地を見せ取り返し、つづく第4ゲーム。一時はピッチフォード選手に10-6でマッチポイントを与えてしまい、嫌な雰囲気が漂いますが、やはり日本のエースは違いました。水谷選手はギリギリの状態から6点連続ポイントを挙げ、12-10で逆転勝ちしました。そして、流れを引き寄せそのまま第5ゲームも勝利。
素晴らしい大逆転勝利を挙げ、エースが見事日本の勝利を手繰り寄せました。
男子日本チームも諦めない気持ちとチーム力を感じる素晴らしい試合を見せてくれましたね。大島選手の涙も印象的でしたが、きっとこの悔しい経験は次に繋がることでしょう。
今回の準決勝での勝利で、男子日本チームは見事明日の決勝戦へと出場決定となりましたが、男子日本にとって世界卓球の決勝の舞台はなんと39年ぶり、さらに、男女ともに決勝進出となったのは、1971年の名古屋大会以来、45年ぶりとのことです。
そして、明日の決勝戦でもし優勝すれば、男子は47年ぶり、女子は45年ぶりになるということですが、男女ともにそれだけ長い間獲れなかった金メダルを、今回2つとも獲れるかもしれない状況という事は、今回の日本代表は男女ともかつてない強さを誇っている事を証明していると言えるでしょう。
中国に勝利することができれば、男子・女子ともに歴史的な勝利であり、リオ五輪へ向けて、卓球への注目度もきっと急上昇するのではないでしょうか。
リオ五輪前哨戦となる明日の中国との決勝はもちろん見逃せないですが、男女ともに今大会銀メダル以上が確定した男女日本チームには、今後も明るい話題が期待できそうです。
明日の決勝がもしかすると、日本卓球チームの黄金時代の幕開けとなるかもしれません。
気の早い話になりますが、リオ五輪、そして、東京五輪へ向けて、今後の日本卓球チームに注目して応援していきたいですね。
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世界卓球 男子中国代表のメンバーについて
明日、決勝で日本チームと対戦するのは男女ともに中国チームです。
そして、こちらの項目では、男子中国代表の主要メンバーについて書かせて頂きます。
まず、一人目は馬 龍選手(ま りゅう、27歳)です。
馬龍選手は、2015年世界卓球 男子シングルスのチャンピオンであり、現在世界ランキング1位の、誰もが認める世界トップの卓球選手です。
2012ロンドン五輪においては団体の金メダルを獲得しています。
シェークハンドの選手であり、ドライブを得意とする馬龍選手が連続して繰り出すフォアハンドドライブには、水谷隼選手もブロックで止められないほどの破壊力があるとのことです。
その圧倒的な強さには石川佳純選手も憧れているようで、過去にはダブルスを組んでみたいという石川選手の発言もあり、ネットで話題になりました。
二人目は、樊 振東選手（ファン ジェンドン、19歳）です。
19歳ながら現在世界ランキング2位につける樊振東選手。中国では「小胖（シャオパン・意味：おデブちゃん）」というあだ名もあるとの事ですが、愛嬌のあるあだ名とは裏腹に、その卓球の腕前には誰もが次世代のエースとして名を挙げるとのことです。
フォアもバックも強く、カウンターも強いなど何でもこなせる選手です。
2015年世界卓球のドイツのティモ・ボル選手との試合は、卓球ファンの間でベストマッチと評されるものでした。
三人目は許 昕選手（きょ きん、26歳）です。
現在世界ランキング3位ですが、2013年には世界ランキング1位でした。
2015年世界卓球では、男子ダブルスと混合ダブルスで優勝をしています。
パワフルなドライブと、全てフォアで返せるくらいのフットワーク力、裏面によるチキータなど、魅せるプレイに魅了される卓球ファンも多いようです。
四人目は、張 継科選手（ちょう けいか・28歳）です。
張継科選手は、現在世界ランキング4位ですが、ロンドン五輪の男子シングルスの優勝者であり、団体も金メダルを獲得。また、2013年世界卓球シングルスの優勝者でもあります。
多彩なバックハンド技術と、切れ味鋭いフォアハンドドライブを持ち、特にバックハンドの台上技術は世界一と言われています。
不調などもあり、現在は中国4番手に甘んじていますが、そのカッコいいプレイスタイルには多くのファンがいるスター選手です。
残念ながら、張選手はリオ五輪出場は難しい状況であり、その事を悲観しているファンも多くいるようです。
五人目には、方 博選手（ファン ボ・24歳）がいますが、今回の世界卓球では試合には出ていません。
明日の決勝へも、馬龍選手、許昕選手、張継科選手、樊振東選手の4強のうちの3選手が出場してくることでしょう。
男子日本チームにとって、つけいる隙がなさそうな男子中国チームですが、まず先に1勝を挙げることができれば、勝てる可能性はきっとあると思います。
明日も1戦目はエース水谷選手が出てくると思われ、水谷選手でしたらやってくれそうな雰囲気が十分にあります。
世界卓球2016、男女決勝戦のテレビ放送時間は？
男子決勝「日本 vs 中国」は、
3月6日(日)の19：54～21：48（テレビ東京系列で生中継）とのことですので、是非テレビで応援したいですね。
そして、それより先にある女子決勝「日本 vs 中国」は、
3月6日(日)の15：10～17：30（テレビ東京系列で生中継）という事ですので、まずはこちらで、女子日本チームの勝利を願って応援しましょう。
女子日本チームにとっても、女子中国チームはかなり手強い相手ですが、まず第1戦目を取れれば、かなり有利になると思います。
明日の第1戦目は恐らく福原選手が出るのではないかと予想されますが、きっと準決勝のように頼もしい戦いをしてくれるのではないでしょうか。
あと15時間後が楽しみですね！
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました！
リオ五輪開幕まであと153日です！
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