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リオ五輪出場決定、飛び込みの板橋美波選手とは?種目と競技日程は?

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こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピック 飛び込みの日本代表選手と、注目の板橋美波選手について、また飛び込みの種目と競技日程などについて書かせて頂きます。

※2016/07/20、下記のリンクを追加させて頂きました。

 

※リオ五輪飛び込みの日本代表・テレビ放送・日程については、改めて下記の記事にまとめさせて頂きましたので、こちらも是非ご覧下さい↓

【飛び込み】リオ五輪、男子女子日本代表・テレビ放送・日程まとめ - リオ五輪2016まであと〇〇日!

 

 

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オリンピックにおける飛び込み競技について

 

オリンピックにおける飛び込みの種目は下記の8種目になります。

 

 「男子3m板飛び込み」「男子10m高飛び込み」「男子シンクロ3m板飛び込み」「男子シンクロ10m高飛び込み」

「女子3m板飛び込み」「女子10m高飛び込み」「女子シンクロ3m板飛び込み」「女子シンクロ10m高飛び込み」

 

3m板飛び込みは、3mの高さにて弾力性のある飛板から水中に飛び込み、その演技や難易度の高さ、姿勢、入水の美しさなどを採点、獲得した得点にて競う種目です。

10m高飛び込みは、10mの高さにて弾力性のないコンクリート製の飛び込み台から飛び込み、上記板飛び込み同様、演技などを採点、獲得した得点にて競う種目です。

 

上記の2種目は個人で行う種目ですが、シンクロ種目においては二人のペアにて行われるため、同調性なども採点基準に加わります。

 

 

個人的なお話になりますが、2011年6月放送の報道ステーションにて、飛び込みの馬淵優佳選手の特集があり、飛び込み競技について初めて知りました。

 

飛び込みにおいては、入水時にしぶきがあがらない事をノースプラッシュといい高得点に繋がる採点項目にあたります。馬淵選手はノースプラッシュを世界レベルでできる選手として、その高度な入水について分析されていました。

しぶきをあげない為には入水角度はもちろん、両手で水の穴を作った中に綺麗に身体を滑り込ませるなどハイレベルな技術が要求されるということでした。

 

当時、そのしぶきの小ささに驚かされましたが、もう一つ驚いたのは、馬淵選手の身体の痛々しい痣でした。

10mの高さから飛び込みをすると、その速度は時速50kmにも達し、入水のインパクト時に掌にかかる水圧は750kgもの衝撃がかかるとのことで、熟練した選手でも失敗をして、大けがをしてしまうこともあるようです。

 

飛び込んでから入水までの2秒弱という短い時間での演技には、長年の鍛錬と積み重ねた技術が集約されていることを感じさせられます。

 

 

リオ五輪飛び込みの日本代表出場内定選手は?

 

リオ五輪飛び込みの出場内定選手は下記の3選手になります。

 

◆男子3m板飛び込み◆  寺内健選手(35)、坂井丞選手(23)

◆女子10m高飛び込み◆  板橋美波選手(16)

 

寺内選手は2015年7月の世界選手権にて10位で決勝に進出し内定を決めました。なんと日本人最多タイとなる5度目の五輪出場とのことです。5度目ということは単純に短くみても16年間は世界トップアスリートで居続けているという事になりますが、危険も付きまとう飛び込みにおいて肉体と技術を維持し続けている寺内選手は競技を超えて日本を代表するアスリートと言っても過言ではありません。

 

そして、飛び込みの最終選考となるワールドカップが今まさに開催中であり、板橋選手は今大会の女子10m高飛び込みにて9位に入りリオ五輪出場を決めています。

坂井選手は男子3m板飛び込みの準決勝16位で日本水連の選考基準を満たし、内定を決めました。

 

残念ながら、内定した日本代表選手は上記3名のみとなっており、リオでのシンクロ競技においては、出場を決めることはできなかったとのことです。

 

また、個人的に注目していました馬淵優佳選手(21)ですが、今回は残念ながらワールドカップへも出場していなかったようです。

 

実は、馬淵優佳選手の父である馬淵崇英氏は、飛び込み日本代表における名コーチであり、上記内定3選手の指導にも当たっています。

 

そして、寺内選手に化け物と評され、馬淵コーチに才能を見出されたのが今一番注目されている板橋美波選手です。

 

 

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板橋美波選手とは?大技109Cとは?

 

板橋美波選手は、2000年1月28日生まれの現在16歳です。

競泳で今注目されている池江璃花子選手の一つ上に当たる高校一年生です。

 

池江選手も凄いですが、板橋選手も16歳にしてオリンピック出場というのは凄すぎますよね。

 

板橋選手は小学1年生から競泳を始め、小学3年生から飛び込みに転向したとのことです。

 

中学2年生の時には、日本選手権高飛び込みで3位、中学3年生の時には、全国中学で2冠、そしてなんと日本選手権で3m板飛び込みで優勝を飾り、飛び込みの期待の新人選手として一躍有名になりました。

 

高校一年生で迎えた2015年6月日本室内選手権では高飛び込みで日本人史上最高となる404.20点にて優勝。この得点はロンドン五輪においては銀メダルに相当する記録であり、板橋選手の更なる凄さを知らしめる結果となりました。

 

そして板橋選手は世界の女子選手の中で唯一板橋選手しかできない大技を持っています。その技は「前宙返り4回半抱え型」、通称「109C」と言われています。

 

109Cというのは飛び込みにて使われる演技番号を合わせたもので、最初の「1」は飛込台から前に向いて前方に回転することを表し、次の「0」は途中宙返りの有無を表しています。0は途中宙返り無しです。そして「9」は宙返り数で、半回転ごとに1と数えるので4回半で9になります。 ラストの「C」は飛込み姿勢が身体を小さく丸め膝を抱えた姿勢である事を表し、4文字の組み合わせによって「前宙返り4回半抱え型」という演技内容を示しているということになります。

 

板橋選手は先日内定が決まった際、「リオの本番では109Cを決めたい」と発言しており、本番で綺麗に109Cが決まれば、メダルも間違いないと言えます。

板橋選手はまだ16歳であり、まだまだ若い事を考えると末恐ろしいですね。

きっとリオ五輪のみならず、東京五輪においては金メダルが期待される選手に成長しているのではないでしょうか。

今後の板橋選手からも目が離せないですね。

 

 

リオオリンピック飛び込みの競技日程は?

 

リオ五輪飛び込み本大会の競技日程は、下記になります。

※全て日本時間です。

日程試合時間開催種目
8月8日(月) 04:00~05:15 女子シンクロ3m板飛込 決勝
8月9日(火) 04:00~05:15 男子シンクロ10m高飛込 決勝
8月10日(水) 04:00~05:15 女子シンクロ10m高飛込 決勝
8月11日(木) 04:00~05:15 男子シンクロ3m板飛込 決勝
8月13日(土) 03:30~06:30 女子3m板飛込予選
8月14日(日) 04:00~05:40 女子3m板飛込 準決勝
8月15日(月) 04:00~05:30 女子3m板飛込 決勝
8月16日(火) 03:15~06:45 男子3m板飛込 予選
8月16日(火) 03:15~06:45 男子3m板飛込 予選
22:00~23:50 男子3m板飛込 準決勝
8月17日(水) 06:00~08:00 男子3m板飛込 決勝
8月18日(木) 03:00~06:10 女子10m高飛込 予選
22:00~23:30 女子10m高飛込 準決勝
8月19日(木) 04:00~05:30 女子10m高飛込 決勝
8月20日(金) 04:00~07:10 男子10m高飛込 予選
23:00~24:50 男子10m高飛込 準決勝
8月21日(土) 04:30~06:10 男子10m高飛込 決勝

 

 

板橋選手の活躍はもちろん、5度目の五輪出場となるベテラン寺内選手、そして男子期待のホープ坂井選手の活躍も今から楽しみですね。

今回は板橋選手をピックアップさせて頂きましたが、また寺内選手や坂井選手についても取り上げさせて頂きたいと思います。

 

飛び込みにつきましても、また新しい情報が入りましたら、お伝えさせて頂きます。

 

それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!

 

リオ五輪開幕まであと164日です!

 

 

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