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リオ五輪、男子水球の出場国と競技日程は?

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こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピックの男子水球の出場国と競技日程について、そして日本代表「ポセイドンジャパン」について、お伝えしたいと思います。

※2016/07/21、下記のリンクを追加させて頂きました。

 

※リオ五輪男子水球の日本代表・組合せ・日程・テレビ放送については、改めて下記の記事にまとめさせて頂きましたので、こちらも是非ご覧下さい↓

【水球】リオ五輪 男子日本代表・日程・テレビ放送・組合せまとめ - リオ五輪2016まであと〇〇日!

 

 

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水球のルールは?

 

まず、簡単にではありますが、水球のルールを説明させて頂きます。

 

人数は、フィールドプレイヤー6人、ゴールキーパー1人の計7人のチーム同士でのゲームになります。

試合時間は、8分間×4ピリオドで、時間内にゴールを多く決めたチームの勝ちとなります。

 

イメージ的にハンドボールと似ているイメージがありますが、ルールとしては結構違うようです。

 

ハンドボールは3秒以上ボールを持ったり、ボールを持って4歩以上歩く事が反則になっていますが、水球の場合は、そういった事がない代わりに、攻撃を始めてから30秒以内にシュートまで持ち込まないといけないというルールや、両手同時にボールを持ってはいけないといったルールがあります。

 

またハンドボールは膝から上にボールが当たるのはOKで、足を使ってのキックは反則ですが、水球の場合は、頭や足を使っても問題はなく、その代わりに握りこぶしを使ってはいけないというルールがあります。

 

水球にはその他にももちろん反則はいくつかありますが、軽い反則と重い反則に分かれています。軽い反則の場合は相手のフリースローで再開のみですが、重い反則の場合は退水となり、対象の選手は一定時間退水ゾーンに留まらないといけなくなります。そして、3回同じ選手が退水した場合は、その選手は退場となってしまいます。

 

またハンドボールと同じように、フリースローとペナルティースローがあり、水球のペナルティースローはゴールの5m前からキーパーと1対1での対決になります。

 

水球にはオフサイドもあり、ゴール前2m以内のゾーンで味方のパスを受けてはいけないというルールになっています。

 

そして、個人的に一番驚いたルールは、プールの底に足をつけてはいけないというものです。水球のプールは水深2mであり、基本的には立てないようになっていますが、選手たちは巻き足と呼ばれる立ち泳ぎをしながら、計32分間の試合中ずっと泳いでいることになります。

水球の選手になるためには、まずずっと泳ぎ続けられるスタミナと、泳ぎながらボールを投げたりする技術が必要という事がよくわかりますね。

 

 

男子水球日本代表「男子ポセイドンジャパン」について

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出典元:水球日本代表PoseidonJapan公式応援サイト

 

水球男子日本代表「男子ポセイドンジャパン」は、2015年12月に行われたリオ五輪アジア予選も兼ねたアジア水球選手権で優勝し、32年ぶりのオリンピック出場を決めました。

 

第2戦では前大会王者のカザフスタンに9-8で勝ち、決勝戦では世界ランキングでも常にリードされていた中国に16-10で勝って堂々の優勝でした。

 

昨年はラグビー日本代表の活躍が大きく取り上げられましたが、水球男子日本代表の優勝も歴史を覆した勝利と言えるでしょう。

 

アジア選手権での登録メンバーは下記の13名になります。


【GK】棚村 克行、福島 丈貴

【FP】志水 祐介(主将)、飯田 純士、保田 賢也、大川 慶悟、柳瀬 彰良、竹井 昂司、角野 友紀、 筈井 翔太、志賀 光明、荒井 陸、足立 聖弥

※敬称略  


 

そして、そんな水球男子日本代表を率いるのは、監督の大本 洋嗣氏です。

大本監督は2012年から日本代表の監督の再任をまかされていますが、大本監督の手腕も今回絶賛される結果となっています。

大本監督は大会前には、ラグビー日本代表元監督のエディージョーンズ監督にも負けないくらい、過酷なトレーニングを選手に課したということです。

そして、大本監督が考案した「パスライン・ディフェンス」という戦術により、宿敵中国やカザフスタンに勝利できたと言われています。

「パスライン・ディフェンス」とは、相手のパスラインに先に入ることによって、フィジカルで劣る部分を補い、日本の得意な速攻につなげていくという戦術であり、これをこなすためには、相当な体力が必要であるということです。

 

男子ポセイドンジャパンの面々は、辛いトレーニングにも耐え、戦術をこなすだけの身体を作り上げ、見事に大舞台で大友監督の戦術を実践し、勝利を呼び寄せたといえるでしょう。

 

男子ポセイドンジャパンには、人気テレビ番組『テラスハウス』に出演していた保田賢也選手をはじめ、マッチョなイケメン選手が多いと話題になっていますが、華やかなルックスとはうらはらに、多くの選手たちは金銭的に厳しく質素な生活を送っているという事です。

 

水球はまだまだ、マイナースポーツであり、スポンサーや助成金などが集まらないという事が背景にあるということですが、マイナースポーツ選手の厳しい現実を感じさせますね。

是非リオ五輪で活躍して、なでしこジャパンやブレイブブロッサムズのように有名になって生活を華々しいものに一変させてほしいですね。

 

 

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リオ五輪の出場国と競技日程について<2016/04/17更新>

リオ五輪本大会への出場国は?

 

リオ五輪男子水球の出場国は、下記の12チームになります。

 

開催国:ブラジル、セルビア、クロアチア、ギリシャ、アメリカ合衆国、モンテネグロ、オーストラリア、日本、ハンガリー、スペイン、フランス、イタリア

 

優勝候補としては、水球が国技であるセルビアモンテネグロ、前回ロンドン五輪で優勝のクロアチア、そして水球王国ハンガリーです。欧州では水球はとてもメジャーでプロリーグなどもあり、欧州勢との対戦が注目カードになると思われます。

 

 

リオ五輪男子水球の本大会の競技日程は?

 

リオ五輪男子水球の競技日程ですが、下記のように決まっています。

 リーグ予選の日程は日本チームの試合日程のみになります。

 

※全て日本時間です。 

 日程試合開始時間対戦カード

リーグ予選

8月6日(土) 23:40~ ギリシャ vs 日本
8月9日(火) 7:30~ 日本 vs ブラジル
8月10日(水) 21:00~ オーストラリア vs 日本
8月13日(土) 08:50~ 日本 vs ハンガリー
8月14日(日) 26:10~ セルビア vs 日本

準々決勝

8月16日(火) 23:00~ 未定
24:20~ 未定
8月17日(水) 03:10~ 未定
04:30~ 未定

準決勝

8月18日(木) 24:20~ 未定
8月19日(金) 04:30~ 未定

決勝

8月21日(日) 05:50~ 未定

 

準決勝・決勝と同時に、5位~8位までを決定する順位決定戦と3位決定戦も予定されているようです。

 

 

 

大本監督はベスト8を目指すと明言していますが、男子ポセイドンジャパンの活躍が今から楽しみですね。

 

 

それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!

 

リオ五輪開幕まであと178日です!

 

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