【体操】リオ五輪、女子日本代表(種目別・団体)メンバーまとめ
こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピック 体操競技に関連して、女子日本代表(団体・種目別)メンバーについてまとめさせて頂きます。
※2016/08/05、下記のリンクを追加させて頂きました。
※リオ五輪体操 女子日本代表(団体・個人総合)の結果速報・最新情報については下記の記事に掲載させて頂きますので、こちらも是非ご覧下さい↓
体操、リオ五輪 女子日本代表メンバーは?<2016/06/27更新>
6月25日、リオ五輪体操 女子日本代表メンバー5名が決定となりました。
早速ですが、体操女子日本代表メンバーについて選手情報を掲載させて頂きたいと思います。
寺本 明日香選手(20、中京大学/レジックスポーツ)
出典元:http://livedoor.blogimg.jp/
中京大3年/レジックスポーツ所属。身長142cm、体重37kg。愛知県出身。名古屋経大市邨高卒。
寺本選手は、今年のNHK杯で優勝しリオ五輪代表候補に。NHK杯では他の選手がミスを見せる中、安定した演技を披露。全日本選手権で敗退を喫したライバル村上選手に雪辱を果たす優勝となりました。
そして、全日本種目別選手権では、段違い平行棒と平均台で1位になり、日本のエースとしての力を続けて発揮。見事五輪出場を決めることとなりました。
現役女子選手のなかで唯一の五輪出場経験者である寺本選手。前回ロンドン五輪へは当時高校生ながら出場、団体種目ではただ1人全4種目で演技をしました。前回ロンドン五輪では、団体で北京に続く8位入賞、個人総合では11位という結果を残しています。
そして、昨年の世界選手権ではキャプテンとしてチームをまとめ、団体5位入賞という結果に大きく貢献。
誰もが認める女子日本代表のリーダー寺本選手には、その安定した美しい演技で日本チームを引っ張ってくれることが大きく期待されます。
村上 茉愛選手(19、日本体育大学)
出典元:http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/2015/11/30/19/
日本体育大学2年。身長148cm、体重48kg。東京都出身。明星高校卒。
NHK杯で寺本選手に続く2位となり、代表候補に決定した村上選手。
NHK杯では平均台の落下が響き惜しくも2位に終わりましたが、全日本選手権では女王寺本選手を破り初優勝を飾っています。そして、全日本種目別選手権では、段違いで4位、ゆかで1位に。村上選手も見事リオ出場を決定しました。
現在、女子体操界で1、2を争う実力者と評される村上選手ですが、わずか1年前はかつてないスランプの時期を経験。2015年全日本選手権では得意のゆかでも11.300という今では考えられない低い得点を出すほどでした。
しかし、そこから徐々に調子を上げていった村上選手は、2015年世界選手権に第2補欠からの繰り上げ出場を果たすと、団体と個人ともに躍動。個人総合では特に素晴らしい演技をみせ見事6位入賞を果たしました。
高校時代はゆかと跳馬のスペシャリストというイメージであった村上選手は、2015年の辛い時期を乗り越え、急激にオールラウンダーとしても成長しています。
得意技はゆかのH難度シリバス。
現在日本代表に欠かせない存在となった村上選手は、リオ本番でも、ゆかのみならず4種目で素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。
杉原 愛子選手(16、梅花高等学校/朝日生命)
出典元:http://vod.ntv.co.jp/f/program/taiso/
梅花高2年/朝日生命所属。身長149cm、39kg。大阪府出身。
杉原選手もNHK杯で3位に入り、全日本種目別では段違い2位、平均台8位、ゆか2位に。
16歳ながら3番手として初の五輪出場を決めています。
現在高校2年生の杉原選手は、2015年全日本選手権で3位入賞、そして2015年NHK杯で優勝を果たし一躍その名を世間へ轟かせました。
その活躍で2015年世界選手権メンバーにも選出。日本団体5位へ大きく貢献。
昨年末には右膝の遊離軟骨除去手術も受けていますが、手術の後遺症も見せることなく完全復帰し、今年の全日本選手権、NHK杯ともに3位、そして全日本種目別選手権では段違い2位、平均台8位、ゆか2位と安定した成績を残し初の五輪出場を決めています。
東京五輪では女子体操のエースとなることが期待される杉原選手。
今後の成長と活躍が期待される杉原選手にも、リオ本番での活躍が期待されます。
内山 由騎選手(18、スマイル体操クラブ)
出典元:http://vod.ntv.co.jp/f/program/taiso/
スマイル体操クラブ所属。身長160cm、体重49kg。東京都出身。 帝京高校卒。
内山選手は、元体操選手のお母さんの影響で体操を初めており、現在も内山選手のコーチはお母さんが務めています。
中学2年生時から出場している全日本選手権の個人総合では、初出場時10位だった順位を徐々に上げていき、昨年の全日本選手権では2位に。昨年NHK杯でも5位に入り、見事世界選手権メンバーの座を手にしました。しかしながら大会直前、左かかとを痛めてしまい無念の欠場。その悔しさは相当なものであったろうと想像できます。
今年3月に高校卒業後、進学せずに体操に打ち込む事を決めた内山選手。
その後は全日本選手権、NHK杯ともに4位。全日本種目別は段違い5位に。見事念願のリオ五輪出場を決めました。
きっとリオ五輪では、長身を活かしたダイナミックな演技を披露してくれることが期待されます。
宮川 紗江選手(16、セインツ体操クラブ)
出典元:http://gymnasticsnews.jp/archives/4838
西武台高2年/セインツ体操クラブ所属。身長148cm、体重41kg。東京都出身。
杉原選手と同じく現在高校2年生の宮川選手。
ゆかと跳馬のスペシャリストである宮川選手は、2014年2015年の全日本種目別 跳馬では連覇を果たしています。そして、2015年世界選手権メンバーにも選出されており、団体でもゆかと跳馬で大きくチームに貢献しました。
そして、世界選手権 ゆかでは見事4位に入り世界にその名を広める結果を残しています。
村上選手と同じゆかのシリバス、そして跳馬のチュソビチナといったH難度の大技をこなす宮川選手。
今年の全日本選手権は7位、NHK杯は11位でしたが、全日本種目別では跳馬1位、ゆか6位となり、スペシャリストとしてリオ五輪出場を決めました。
宮川選手には団体だけでなく、種目別での活躍も期待されます。
リオ五輪本番では体操男子とともに女子日本チームの活躍も今から本当に楽しみですね。
また、体操女子日本代表については、なにか情報が入りましたらお伝えさせて頂きます。
それでは、最後までお読み頂きましてありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと85日です!