リオ五輪、マラソンの内定選手はいつ発表?男子は佐々木、北島、石川で決定か
こちらの記事では、2016リオデジャネイロオリンピック マラソンにおける、日本代表選手の内定がいつ決まるかについて、また、男子日本代表は誰になるかの考察など、書かせて頂きたいと思います。
※2016/08/20、下記のリンクを追加させて頂きました。
※リオ五輪男子マラソンのレース速報・結果については下記の記事に掲載させて頂きますので、こちらも是非ご覧下さい↓
びわ湖毎日マラソンの日本人選手の結果について
本日開催されたリオ五輪男子代表選考レース「びわ湖毎日マラソン大会2016」。
2月末に開催された東京マラソンとは違って、日本人選手が上位に多数食い込む結果となりました。
日本人の10位まで入着した選手は下記になります。
順位 | 選手名 | タイム | 年齢、所属 |
---|---|---|---|
2位 | 北島 寿典選手 | 2時間09分16秒 | 31歳、安川電機 |
4位 | 石川 末廣選手 | 2時間09分25秒 | 36歳、ホンダ |
5位 | 深津 卓也選手 | 2時間09分31秒 | 29歳、旭化成 |
6位 | 丸山 文裕選 | 2時間09分39秒 | 25歳、旭化成 |
7位 | 川内 優輝選手 | 2時間11分53秒 | 28歳、埼玉県庁 |
8位 | 中本 健太郎選手 | 2時間12分06秒 | 33歳、安川電機 |
9位 | 井上 大仁選手 | 2時間12分56秒 | 23歳、MHPS長崎 |
10位 | 池田 宗司選手 | 2時間13分27秒 | 30歳、ヤクルト |
結果として、日本人選手が大健闘したレースとなりました。
しかも、上記の10位までの選手のうち招待選手は石川選手と中本選手のみであり、一般参加で出場した選手の活躍が目立った内容でもありました。
以前の記事において、個人的にピックアップした東京マラソンとびわ湖毎日マラソンの有力選手について取上げさせて頂きましたが、結果的にどちらのレースも前回の記事で選んだ選手が総崩れする結果となりました。
申し訳ございませんでした。。
本日のびわ湖毎日のレース展開についてですが、
30km過ぎから旭化成の丸山選手が仕掛け、日本人選手の争いが見どころとなりました。
ついていく形となった北島選手、石川選手、深津選手の3選手の中で、一時は苦しそうな様子を見せた北島選手でしたが、脅威の粘りを見せ日本人トップに順位を上げると、最後の直線ではタンザニアのシンブ選手を抜き、堂々の2位でのフィニッシュ。
北島選手の粘り強さが際立つ結果となりましたが、他の選手も含めて、久々に男子日本人選手の底力が見れた気がします。
川内選手もレース序盤から苦しい表情を見せていましたが、最後のトラックでは中本選手を追い抜いて7位でフィニッシュしたのには驚きでしたね。
今日は気温も暑かったとのことで、タイムで2時間9分を切る選手は現れませんでしたが、最後まで気迫のこもった走りを見せる選手も多数現れ、北島選手の粘り強い走りであれば、世界と戦えるかもしれないと期待できる内容であった事は、男子日本マラソンにとって明るいニュースとなったのではないでしょうか。
そして、気になるリオオリンピックの日本代表選手の内定時期について、次の項目で書かせて頂きます。
リオオリンピック マラソン日本代表の内定はいつ決まるか?
女子マラソンの日本代表選考について、過去の記事で書かせて頂きましたが、どうやら福士選手の内定はようやく決まったようですね。
陸連が福士選手の名古屋ウィメンズへの出走取消を要請し、要請通り取消したことは、事実上福士選手の内定を認めたものであろうという報道が先日たくさんありました。
福士選手の内定が決まったとすると、女子マラソンの最後の1枠を争う大会という名目になった「名古屋ウィメンズマラソン」は、3月13日(日)に開催されます。
女子の最後1枠に関しては大方の予想では、木崎良子選手か野口みずき選手になるのではという意見が多いようですが、名古屋ウィメンズの内容によっては、さいたま国際で日本人トップだった吉田香織選手にもチャンスがあるでしょう。
そして、リオ五輪マラソン日本代表選手の内定がいつ決まるかですが、
こちらは、3月17日(木)に男女とも発表されるとのことです。
果たしてどうなるのか、当落線上にいる選手たちは気が気でないでしょうね。
ひとまず、名古屋ウィメンズは要注目ですね。
リオオリンピック 男子マラソン日本代表は誰になるのか?
そして、3つの選考レースが全て終わった男子マラソンのリオ五輪日本代表3名は果たして誰になるのかについて考察させて頂きます。
下記が3つの選考レースの日本人上位3名になります。
①福岡国際マラソン
3位 佐々木 悟選手(2時間08分56秒)
5位 高田 千春選手(2時間10分55秒)
7位 大塚 良軌選手(2時間12分46秒)
②東京マラソン
8位 高宮 祐樹選手(2時間10分57秒)
10位 下田 裕太選手(2時間11分34秒)
11位 一色 恭志選手(2時間11分45秒)
③びわ湖毎日マラソン
2位 北島 寿典選手(2時間09分16秒)
4位 石川 末廣選手(2時間09分25秒)
5位 深津 卓也選手(2時間09分31秒)
まず、やはりタイムを見ると、唯一2時間9分を切っている佐々木選手は間違いなくリオ出場へ内定したと言えるでしょう。
そして、今日のびわ湖毎日で日本人トップの北島選手も、内容と全体2位という着順から間違いないと言えそうです。
そして、残る3人目ですが、
日本人トップという事であれば、東京マラソン最上位の高宮選手ですが、今日のレース内容からすると、石川選手がきっと選ばれるのではないでしょうか。
こちらもまずタイムが2時間10分を切っており、内容も東京マラソンよりもびわ湖毎日の方がレベルが高かったのは明らかであったため、石川選手は36歳のベテランではありますが、リオ内定の可能性は高いと思われます。
という事で、リオ五輪男子マラソンの日本代表は、佐々木選手、北島選手、石川選手の3名でで決まると思われますが、、
もしかすると、東京五輪へ向けて若手育成という判断で下田選手など選ばれる可能性もありますし、
また外れたら、すみません。。
ひとまず、3月17日の発表まで待ちたいですね。
そして、3月13日(日)の名古屋ウィメンズも要チェックです。
それでは、最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
リオ五輪開幕まであと152日です!